うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

しじょう

2022年03月20日 | 鉄道、車、のりもの


といえば阪急線の終点ですね。

・・という話ではありませんで、そういえばもう旅行も久しく行ってないし、まだなんだか色々面倒くさいし、まったく困った時代になったものです。

四条ではなくて試乗の話です。
ふらっとディーラーさんを訪れては、お話聞かせてください、というのですが、こういうやり方が名案なのかどうかわかりません。たぶん良くないような気がします。

なぜなら、今まで4つのお店を訪ねましたが、その場で試乗するまで行ったのは1社だけだからです。たいていはカタログみながらざっとお話をしますが、それで終わりです。事前にアポとか、入れた方が良いのかもしれません。

とにかく、今日は近くのトヨタと日産に行ってみました。

トヨタは実車を見ることはできました。カローラはワゴン(カローラツーリング)がなくて、カローラスポーツという、ハッチバックボディのほうですが、違うのは後ろ側だけなので。カローラはともだちがセダンに乗っています。
わりと良いのですが、後席ドアのサイドシル(しきい)の幅が広くて、ドアがあまり広く開かないのが残念ですね。。

シエンタはもうすぐ〈夏頃〉モデルチェンジするのだそうです。ただ受注はまだしていて、納車も2か月ぐらいだそう。
これはちょっと気になっていた車で、中を見させてもらいましたが、確かに使い勝手はよさそうです。ドアはスライド式ですが、カローラと違いとても乗り降りしやすそう。7人乗りで、再後端のシートは中列のシートの下に格納できると。たくさん人を乗せたり、荷物を積んだり、いろいろできる。
ミニバンはどうも苦手ですが、これくらいの大きさならいいかもですね。

ヘッドライトのところに独特の装飾が入っていますが、これがワカケホンセイインコを連想する、と言った人がいます。
残念ながらカラーバリエーションの中に黄緑色はないみたいです。
でも、昨日も書いたけど、ベージュ色はなかなか可愛い・。

話は違いますが、クラウンはもう受注終了だそうです。そのさきどうなるか、情報が入っていない由。



日産ノートは、今回自分の中でノミネートした中では最左翼に位置づけられます。全長で言うと約4.1mぐらいで、他の車種より多少短い。

ガソリンを入れてエンジンを回しますが、エンジンは専ら発電をして、タイヤを回すのは常時モーターです。プリウスなどのハイブリッド車はモーターとエンジン駆動を切り替えながら走りますが、日産はその点すこし方式が違います。

ガソリンエンジンは1200ccですが、走りに影響するのはモーターで、その最大トルクは300N.m (ノート・オーラ)だそうで、これはガソリン3200ccの車に匹敵するそうです。最高出力は100kwです。

この辺でもう、ふつうの自動車の知識は通用しなくなってきます。
鉄ヲタなので、モーター出力というと電車を思い浮かべますが、さいきんの通勤電車のモーター出力は200kwぐらい(が1両に4つ〉です。が、あれは1時間定格出力だし、それを比べたところでどうなるものでもない。

で、とにかく乗ってみてくださいと言われ、試乗してみました。
スマートキーはわかりますが、パーキングブレーキが電動式(画面左側のスイッチ〉で、セレクターが角っぽいマウスみたいな形をしています。これを前後に動かすことで前後進したり、パーキングにしたりすると。

このボードのようなものが助手席との間にあるのですが、これは机みたいなもので、この下が空洞になっていて、ちょっとした小物が置けます。

この下の収納部分をみたときは思わずおおお!っと叫んでしまいました。
横にいた営業さんは「・・・」という感じでしたが。
昔の(今でも)後輪駆動のくるまなら、この真下にトランスミッションがあって、そこからシフトレバーが生えていました。なので・。まあ、コラムシフトっていうのもあったけど。

「これ、飲み物とかどこに置くんですか?」と聞いたら、「ドリンクホルダーでしたらここ(ダッシュボードのエアコン吹き出し口の前)にあります」と言われました。下のトレイにはおけないもんね。
机がダッシュパネルに潜り込むあたりに、スマホのワイヤレス充電スポットがあります。


それはともかく、運転してみました。
いつもならハンドブレーキ外してブレーキ踏みながらシフトセレクターをDに移動して、おもむろにアクセル踏むのですが、ちがうんだそうです。ブレーキは踏まなくてもよくて、アクセル踏むと自動的に解除される。

話にはちらと聞いていたけど、アクセルペダルを加減するだけで加速と減速が同時にできます。色々制御されているらしいのですが、ガソリン車のATみたいに、惰行状態にはならなくて、ペダルを戻すと減速する。タイヤの回転力を電気エネルギーに変えて(回生制動)、発生した電気をバッテリーに蓄える。
但し、60km/h以上出ているときはこの機能はないので、ブレーキペダルで減速する必要があります。

慣れが必要ですが、しばらく走っているうちに加減はわかってきました。
あとでこれと同じ機能を持つ車に乗っている友人に聞いたら、この方式に慣れると、ふつうの車運転するときにどうしてもブレーキ踏むタイミングが遅れる、のだそうです。

メーターパネルは液晶で色んなこと言ってくるし、バックミラーは鏡とカメラモニターを切り替えられるし、サイドミラーは後ろの車を検知して光ったりするとか、覚えきらないほどいろんな機能があります。

日産ノートは国内でも売れ筋ですから、この新しさを日常味わっている人は、決して少数派ではないのですね。なので、これは決してSF的にとんがった新しさではないようです。

実はそういう色んな機能やら、テラテラ光るメーターとかが嫌で、5年前に今の車を買ったんですけどね。。昔ながらの車の操作性が良いと。

しかし、時代には勝てないというのもあるし、いちおうネオクラシックもしばらく堪能したし、この辺で令和時代を知っておくのも、今を生きる者には必要かな、という気持ちもあります。

最初に書いたように、この車は今の車種選択においては、ちょっと荷室が狭い。ただ、後席のドアは大きく開いて、乗り降りはしやすそうです。荷物をたくさん積むのも、年に1,2回なので、まあこれも候補に残しておいていいのかもしれません。

・・ただ、4か所ほど回ってたら、だんだん疲れてきました。。
カタログ見てるのは楽しいけど、あまりにも決めないといけないことが多すぎて、つかれる。

たとえばパソコンも、その時その時の流行があって、選ぶべき項目が変わって来たりします。昔は磁気/光学ドライブ必須だったけど、今はいらないとか、接続端子も時代ごとに変化しているとか。車もそうですね。

新車はその辺がめんどくさい。中古ならとりあえず走りに問題がないところは、あまりこだわっても仕方ないので割り切る。機関の調子とか、車体のゆがみとか、最低限必要な要素だけ注意すればよい。それより古今のいろんな車を選ぶ楽しさがある。乗ってできる少々の傷も、新車だと気になるけど中古ならあきらめがつく。値段が安い。。その方が楽かな。。



コメント (2)
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