3.11から11年が過ぎました。
この日には、当日父と親戚の家まで歩いて避難した足跡をたどる「個人的イベント」、毎年やっています。
去年がちょうど10年だったので、今年はどうしようかという気持ちもあったのですが、やはりやることにしました。
やはり記憶を風化させたくないし。
当日オフィスにいたところまで、いったん電車で行って、そこから歩くのです。昔のオフィス周辺が懐かしいです。
昔の職場もけっこう変わったらしいけど、街のたたずまいは10年大きくは変わっていないな。まあ、毎年そう思っているのですが。
変わったのはやはり人間の方で、この距離歩くのに覚悟が要ります(東京丸の内から新宿)。
今年はあのときと曜日の並びが同じ。
金曜のせいか、街は賑やか。まんぼうは続いていますが、人々はさりげなく日常に戻りつつあるようです。
とはいえ、次の試練が来てしまっていますが。。
あのときに感じた、日を重ねるごとに心に重いものが溜まっていく気持ち、平穏な日常の儚さ、人々の連帯感、そうしたものを思い出しながら、これから経験する試練生かしていくことができれば。