ウリパパの日記

自由気ままに・・・

金精峠から紅葉の終わった赤城山へ 2019.11.1

2019-11-03 16:23:46 | 自然

奥日光から金精峠を抜けて群馬県に入りました。トンネルを出てから紅葉の終わった国道120号を下ると、右手に菅沼が見えてきます。菅沼の標高は1731m。湯ノ湖よりも300mほど高く、木々はすっかり葉を落としています。湖畔のキャンプ場も閉鎖されているため湖へ下ることができません。

 

丸沼へ向かう途中、正面に雄大な武尊山(2158m)が見えてきました。

 

若干時間に余裕があるので、国道120号から丸沼へ下ってみました。標高は1428m。湯滝(滝つぼ)とほぼ同じ高さです。湖畔を見渡すと若干紅葉が残っています。

 

北側には栃木、群馬県境の山々。一番左は燕巣山(2222m)。日光白根山頂まで登ると正面に見下ろしますが、見る機会が少ない山です。

 

標高1400mの丸沼高原スキー場入り口まで下ると、突然鮮やかな紅葉が目に飛び込んできました。ここに寄る時間が無くなってしまったので運転席からパチリ。

 

標高1400mから900mにかけては紅葉のピークでした。周囲の山々は黄色に彩られていました。白根温泉前のモミジが鮮やかなので車を停めてパチリ。

 

標高800mの鎌田です。ここまで下ると紅葉はまだです。片品温泉の先に東北の最高峰、燧ケ岳(2356m)を望みます。燧ケ岳までの距離は20km強。すぐそこですね。

 

双峰の燧ケ岳をズーム。まだ冠雪していません。

鎌田から国道120号を南下、椎坂バイパスを通り川場田園プラザに12時15分過ぎに到着。何とか会社とのSkype会議に間に合いました。会議は1時間30分も続き、軽く昼食をとってから赤城山へ向かいます。寒冷前線の影響で北側には積雲が発達し、武尊山の姿は見えません。南の赤城山方面には青空が残っています。

県道251号(上毛三山パノラマ街道)を利用し赤城山大沼を目指します。こちらの紅葉は標高1000~1200mがピークでした。

 

大沼の赤城神社から見上げる黒檜山(1828m)。紅葉は終わってしまいました。湖にかかる神橋は修復中のため通行止めです。

 

せっかくなので、鳥居峠に立ち寄ります。手前が覚満淵、奥が大沼です。反対側の関東平野は霞の中で遠望がききません。

 

小沼にも立ち寄りました。すっかり冬景色です。

 

下りは県道16号をと考えていたのですが先日の大雨の影響で通行止め。県道4号(上毛三山パノラマ街道)を利用することにします。総合観光案内所の駐車場から見上げる地蔵岳(1674m)。すっかり紅葉は終わっていますが、結構な数の車が訪れていました。

高尾への帰りは、国道17号を南下、深谷から県道を利用して小川町を経由し、八高線に沿ってひたすら南下。毛呂山から高麗川にかけて渋滞したものの、高速道路を利用せずに3時間30分ほどで戻ることができました。

この3連休は、初日は長沼の実家で冬を迎える準備、今日は自宅の庭仕事と明日の準備、明日は親戚の葬儀があるため実家経由で都心方面へ出かける予定です。そして夜友部へ戻ります。

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紅葉の奥日光(4) 竜頭の滝から金精峠へ 2019.11.1

2019-11-03 07:42:20 | 自然

紅葉が盛りの中禅寺湖畔を後にして金精峠目指します。標高1350mの竜頭の滝まで登ると紅葉はすっかり終わっていました。10月の大雨のため水量が豊富です。滝の先には中禅寺湖、そして朝方登った半月山を見渡します。

 

戦場ヶ原(三本松)にやってきました。草紅葉も終わり初雪間近です。

 

カラマツの黄葉と男体山。美しい景色です。

 

正面には金精山と温泉ヶ岳。この中央の鞍部が金精峠となります。

 

金精峠へ向かう途中、光徳牧場に寄り道しました。牛たちは麓に下りて、牧場の中に立ち入り可能となっていました。正面は三王帽子山と太郎山。

 

カラマツと山王帽子山。中腹までカラマツの黄葉が残っています。

 

光徳沼にやってきました。大雨の影響も消えて水は澄み渡っていました。

 

再び国道120号へ戻り湯ノ湖へ向かいます。ところどころ紅葉が残っています。

 

湯滝を見下ろします。水量があり迫力です。

 

湯ノ湖です。その先に国道120号が見えています。

 

国道120号を登り金精峠を目指します。

 

駐車スペースに停車し、湯ノ湖を見下ろします。正面は雄大な男体山です。

既に11時です。12時30分から会社とのSkype会議が入ってしまったので、それまでに川場田園プラザに到着しなければなりません。少し先を急ぎます。

 

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紅葉の奥日光(3) 立木観音と日光二荒山神社 2019.11.1

2019-11-03 07:04:05 | 旅行

半月山から中禅寺湖に下り、二荒山神社へ向かう前に最初の駐車場で休憩。駐車場の近くに立木観音があるので見学してみることにしました。 

立木観音は別名で中禅寺と称するそうです。784年、日光開山「勝道上人」によって建立されましたお寺で、日光山輪王寺の別院となります。御本尊「十一面千手観世音菩薩」は勝道上人が中禅寺湖上に千手観音様をご覧になり、その姿を桂の立木に彫ったと伝えられています。

 

 

中禅寺の楼門です。仁王像が祀られています。

 

右側の「阿」は密釋金剛。

 

左側の「吽」は那羅述金剛。

 

本堂です。この中に十一面千手観世音菩薩が祀られています。

朝早いためか本堂内部に入ることができないようです。本堂の裏手に「五大堂」がありますが、そこへ上る階段は立ち入り禁止となっていました。

 

 

こちらは「波之利大黒天堂」。勝道上人が日光山を開いた時、中禅寺湖の波の上に現れた大黒天を祀っています。

他にも、身代わりのこぶや鐘楼など見学することができます。受付の方の説明によると、湯ノ湖の近くにある温泉寺も輪王寺の別院となっているそうです。ここでは温泉に入ることができるそうです。

続いて二荒山神社へ向かいます。

 

中禅寺湖の北岸に鎮座する神社。男体山の山頂にある二荒山神社奥宮と、日光市内にある二荒山本社の中間にあるので中宮祠と呼ばれています。さっそく階段を上ります。

 

中宮祠は男体山の麓にあります。暖かい一日であったためか、大勢の登山客が山頂を目指していました。

 

神門をくぐり拝殿へ向かいます。

 

拝殿です。

 

まずはここでお参りします。

 

神楽殿脇の紅葉。この鳥居をくぐった正面(写真の背後)に御神木のいちいの大木がありました。

 

 拝殿の裏側に鎮座する本殿です。重要文化財に指定されています。元禄14年(1701)造営と説明にありました。

 

 

鳥居と登拝門。鳥居は唐銅製明神造でこちらも重要文化財に指定されています。明和6年(1769)建立。基脚の蓮弁に神仏習合時代の名残を留めると説明に書かれています。登拝門は男体山へ上るための入口となります。閉山式後には閉じられてしまいます。

 

登拝門の脇には、大蛇の御神像と手振り祈願鈴。

大蛇の云われについては二荒山神社のHPより下記に引用します。

説明 日本昔話に「戦場ヶ原の伝説」があります。 むか~し、むかし、男体山の神が大蛇に変じ、赤城山の神がムカデに変じて領地争いを行ったといわれます。
赤城山のムカデに攻め寄られた時、弓の名手「猿丸」の加勢を受けて、男体山の大蛇はみごと赤城山の大ムカデを撃退し勝利しました。
戦いが行われた所を「戦場ヶ原」、血が流れた所を「赤沼」、勝負がついた所を「菖蒲ヶ浜」、勝利を祝い歌った所を「歌ヶ浜」、と言い奥日光の地名になっております。
負傷したムカデは退散して、弓矢を地面に刺したところ、湯が噴き出しその湯で傷を癒したので「老神温泉」と言われております。
大蛇を「オロチ」とも言いますが、「オ」は峰・「ロ」は助詞、「チ」は神霊を意味し、古代人は蛇のとぐろを巻いた姿が山に見えることから、オロチを山の神と称えたと言われます。
勝利した男体山の大蛇は「勝利」・「金運」の守護神とされます。
この由縁より黄金の大蛇にあらゆる願いを込め、特に金運がついて、ぴんぴん元気で過ごせます様に、祈りを込めて、愛称を「きんぴん大蛇」と名づけました。

引用終わり。手振り祈願鈴は、大蛇の神像に対して祈りを捧げるために使用します。

 

中宮祠の境内には七福神が祀られていました。これは恵比須神です。

今年9月の日光二荒山本社に続いて中宮祠のお参りも終わりました。残すところは男体山山頂にある二荒山神社奥宮です。身近にあって登っていない日本100名山の1つでもあるので、来年中には達成したいですね。

 

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