奥日光から金精峠を抜けて群馬県に入りました。トンネルを出てから紅葉の終わった国道120号を下ると、右手に菅沼が見えてきます。菅沼の標高は1731m。湯ノ湖よりも300mほど高く、木々はすっかり葉を落としています。湖畔のキャンプ場も閉鎖されているため湖へ下ることができません。
丸沼へ向かう途中、正面に雄大な武尊山(2158m)が見えてきました。
若干時間に余裕があるので、国道120号から丸沼へ下ってみました。標高は1428m。湯滝(滝つぼ)とほぼ同じ高さです。湖畔を見渡すと若干紅葉が残っています。
北側には栃木、群馬県境の山々。一番左は燕巣山(2222m)。日光白根山頂まで登ると正面に見下ろしますが、見る機会が少ない山です。
標高1400mの丸沼高原スキー場入り口まで下ると、突然鮮やかな紅葉が目に飛び込んできました。ここに寄る時間が無くなってしまったので運転席からパチリ。
標高1400mから900mにかけては紅葉のピークでした。周囲の山々は黄色に彩られていました。白根温泉前のモミジが鮮やかなので車を停めてパチリ。
標高800mの鎌田です。ここまで下ると紅葉はまだです。片品温泉の先に東北の最高峰、燧ケ岳(2356m)を望みます。燧ケ岳までの距離は20km強。すぐそこですね。
双峰の燧ケ岳をズーム。まだ冠雪していません。
鎌田から国道120号を南下、椎坂バイパスを通り川場田園プラザに12時15分過ぎに到着。何とか会社とのSkype会議に間に合いました。会議は1時間30分も続き、軽く昼食をとってから赤城山へ向かいます。寒冷前線の影響で北側には積雲が発達し、武尊山の姿は見えません。南の赤城山方面には青空が残っています。
県道251号(上毛三山パノラマ街道)を利用し赤城山大沼を目指します。こちらの紅葉は標高1000~1200mがピークでした。
大沼の赤城神社から見上げる黒檜山(1828m)。紅葉は終わってしまいました。湖にかかる神橋は修復中のため通行止めです。
せっかくなので、鳥居峠に立ち寄ります。手前が覚満淵、奥が大沼です。反対側の関東平野は霞の中で遠望がききません。
小沼にも立ち寄りました。すっかり冬景色です。
下りは県道16号をと考えていたのですが先日の大雨の影響で通行止め。県道4号(上毛三山パノラマ街道)を利用することにします。総合観光案内所の駐車場から見上げる地蔵岳(1674m)。すっかり紅葉は終わっていますが、結構な数の車が訪れていました。
高尾への帰りは、国道17号を南下、深谷から県道を利用して小川町を経由し、八高線に沿ってひたすら南下。毛呂山から高麗川にかけて渋滞したものの、高速道路を利用せずに3時間30分ほどで戻ることができました。
この3連休は、初日は長沼の実家で冬を迎える準備、今日は自宅の庭仕事と明日の準備、明日は親戚の葬儀があるため実家経由で都心方面へ出かける予定です。そして夜友部へ戻ります。