一昨年に初めて訪れた日野市の緑地に咲くバアソブの件にづいて、先日、本ブログの読者から問い合わせがありました。もしかして不正確な情報を提供したのではないかと不安になったため、確認のために午前中に車で出かけてきました。高尾の自宅からは30分足らずで到着します。
2年前の記憶を頼りに、頂いた情報をもとに前回とは違うルートで断崖を下ります(逆ルートです)。
このような藪をかき分けバアソブの観察ポイントに辿り着きますが、断崖の上から下るとそれほど藪蚊に攻撃されることはありません。お盆を過ぎて時期的には終わりに近く、10輪程度の花が咲き残っていました。
目が慣れてくると可憐な花を次から次へと見つけることができました。
バアソブはヒメツルニンジンの別名です。環境省のカテゴリでは絶滅危惧種Ⅱ類、東京都では絶滅種に指定されています。昔、陣馬山頂付近で見かけたことがありますが、平地の緑地では滅多にお目にかかることがありません。
キツネノカミソリの群生地にも寄ってみました。
まだ多くの花が咲いています。
遊歩道の近くでも咲いています。
この緑地には数多くのハグロトンボが飛んでいました。