ウリパパの日記

自由気ままに・・・

日の出の鹿野大佛 2019.8.16

2019-08-16 21:39:52 | Weblog

台風10号は日本海を北上中です。関東地方は午前中まで雲が多い天気となりましたが、午後から青空が次第に広がり今日も暑い一日となりました。八王子では最低気温26.4℃、最高気温33.5℃を観測しています。

午後から天気が回復したので、奥さんと日の出にある鹿野大仏を見に行ってきました。鹿野と書いて"ろくや"と読みます。かつては多摩七湯の一つに数えられていた鹿の湯という温泉場(鉱泉)が名前の由来になっています。

自宅から車で30分足らずで秋川霊園の駐車場に到着。北側の正面に大仏様が佇んでいます。参拝料300円を払い、参道を登ります。

 

参道途中の分岐点。

 

階段を上ると正面に大仏様。凛々しい姿です。大佛は青銅製で山形鋳物で有名な山形市内の鋳造業者が1000年前の技術を用い数多くの匠たちの手により2018年に建立した新しい大仏です。

 

全貌公開は今年の4月8日でした。台座を含む総高18m、仏身12m、重量60tあります。大仏の高さは、奈良大仏14.98m、鎌倉大仏11.3mに匹敵する大きさです。

 

後ろから見た姿。

 

お尻の下の扉には寳光寺の家紋(茶の実紋)が記されています。

 

横から見上げます。

 

近くで見ると甘いマスクですね。イケメンという噂です。参考までに目長0.8m、口長0.8m、耳長2mあります。

先ほどNHKのチコちゃんで鹿野大佛が出てきたのにはびっくり。奈良大仏、牛久大仏に続いて紹介されていました(多分昨年の再放送)。大仏の額のほくろは白毫(びゃくごう)と呼ばれる右巻きの白い巻き毛のこと。鹿野大仏のほくろはのっぺらぼうですね(笑)。牛久大仏ものっぺらぼう。鎌倉大仏は巻き毛になっていました。

 

大佛の中に入ることができます。中は冷房が効いています。入るとすぐに螺髪(らぼつ)の紹介がありました。仏様の頭部の様式で螺状をした髪です。鹿野大佛に使われている螺髪は、大425個、中204個、小41個とのことです。白毫にも使ってほしかったです。

 

胎内の中央には内佛様が安置されていました。文字が浮かび上がるお線香が1本100円で販売されていました。

 

大佛様の視線の先には東京サマーランド。観覧車が目立ちます。

 

参道を下ったところには山神様。歴史を感じさせる祠です。台座と支柱には新しい大理石が使われています。

 

参道入口の鹿野橋。涼しげな風鈴です。この風鈴、入口の売店でも売ってました。

プレハブの売店では地元日の出町のお土産が販売されています。売店の前にはメダカの水槽があり、おじさんがメダカの飼育について語っていました。

 

夕方になって少し湿度が下がってきました。南西の風に変わり八王子ではフェーン現象っぽくなってきたのかもしれません。今朝6時の天気図を見ると大陸には秋の高気圧、オホーツク海には梅雨の名残の高気圧、そして南には夏の高気圧。台風10号はこれらの3つの高気圧に囲まれています。台風の通過後、北海道付近には秋の高気圧が張り出してきますが、本州付近は南から夏の高気圧に覆われ、残暑が続きそうです。

 

コメント
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