ウリパパの日記

自由気ままに・・・

安達太良山登山(2) 山頂付近を散策 2019.8.9

2019-08-10 23:01:35 | 山登り

 薬師岳からちょうど1時間、9時50分に標高1700mの安達太良山頂に到着しました。山頂では強い西風が吹き、到着と同時に深い霧がかかってしまい視界を遮ります。しかし上空には青空が広がっています。まずは朝食休憩として天気の回復を待つことにしました。10分ほどすると西風が弱まり、霧が一気に晴れてきました。当初見えなかった沼ノ平噴火口方面も姿を現しました。

 

 南西には大滝山から川桁山方面、そして西側には磐梯山が見えてきました。

 

磐梯山をズーム。山頂は雲に覆われています。

 

磐梯山と右側には櫛ヶ峰。2ヵ月前の6月14日にバンダイクワガタを見ながら歩いたことを思い出しました。 

 

 南東方面の眺望です。

 

 南の方角には、うっすらと高笹山から八溝山が見えています。安達太良山から八溝山まで77km。この時期にしては遠くの山々を遠望できました。

 

北側の眺望です。福島の街並みと宮城県方面の山々。左奥にはうっすらと青麻山を遠望します。

 

 信夫山と福島の市街地をズーム。 

 

福島県の湖を見渡すこともできました。南には猪苗代湖。

 

西側には秋元湖。雲が無ければ正面に飯豊山を遠望できたことでしょう。 

 

最後に北西の眺望です。磐梯山から飯豊山、吾妻山方面となりますが、雲がなかなか取れません。積雲が発生して再び霧が出てくる可能性もあるので、天気が良いうちに沼ノ平のクレータを見に行くことにしました。前回安達太良山に登ったときは悪天候で断念したので、是非とも訪れてみたかったのです。

 

山頂から10分ほど下り、沼ノ平を見下ろす地点に到着。まるで月面のような噴火口跡です。

 

荒涼とした風景です。正面に秋元湖、その先には桧原湖が見えていました。

 

安達太良山山頂を振り返ります。

 

続いて山頂付近で見かけた花を紹介します。

 

 ヤマハハコ。夏から秋にかけて高山でよく見かける花です。

 

 オトギリソウ

 

 ベニイタドリ(メイゲツソウ)。雌株です。

 

シラネニンジンの群生

 

マルバシモツケ(花後)です。 

1時間ほど山頂付近を散策しました。遠くの山々は雲の中で、これ以上天気の回復が見込めないので、山頂からくろがね小屋方面へ下ることにしました。

 

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安達太良山登山(1) ロープウエイで薬師岳から山頂へ 2019.8.9

2019-08-10 11:48:07 | 山登り

昨日から夏季休暇に入りました。来週は台風10号の進路によっては天気が大きく荒れそうです。昨日は午前中を中心に比較的天気が安定しそうなので、足のリハビリを兼ねて福島県の安達太良山に行ってきました。

左足踵の腱鞘炎が治ったばかりなので、足に負担をかけられません。登りはゴンドラを利用することにします。朝5時40分に友部のアパートを出発。常磐道と磐越道、東北道で本宮ICへ向かいます。東北地方は青空が広がっていますが、磐越道から見る安達太良山の山頂付近は灰色の雲が広がっています。参考までに磐梯山のライブカメラを見たところ同様に灰色の雲。でも上空には雷雲はありません。昨日はこの地域で大雷雨が発生したため湿度が高いまま夜を迎え、午前中は低い雲が取れにくいかもしれません。上空の寒気や北海道方面の全線の影響は受けにくいと判断し、このまま安達太良山へ直行しました。

 

 

岳温泉を経由し、8時20分に奥岳登山口に到着。以前来た時にはここからくろがね小屋経由で山頂を目指しましたが、今日は足への負担を考え逆ルートとします。

  

 ゴンドラで標高1350mの薬師岳に到着。パノラマパークに寄り道して眺望を楽しみます。北側に正面に福島の街並みを見下ろし、背後には福島県から宮城県の山並みが連なります。

 

蔵王連山です。熊野岳や屏風岳の山頂は雲に隠れています。昨日ははこの方面の山頂は終日雲の中でした。 

 

 

 東側の眼下には岳温泉、遠くには阿武隈の山々。

  

 南東側には磐越道周辺の阿武隈の山々が連なっています。正面のなだらかな山頂は大滝根山でしょう。

 

これから登る安達太良山。まだ山頂付近は灰色の雲の中。上空には積雲が見当たらないので、山頂に付く頃には気温も上昇して消えてくれることを期待します。 

  

 智恵子の『ほんとの空』の碑。これから晴れることを期待してほんとの空を見に山頂へ向かいます。

 

下界は猛暑ですが標高1500mの稜線は別天地。日差しは厳しいですが日影では涼しい風が吹き抜けます。 たくさんの赤とんぼが飛んでいました。

 

登山道ではコバギボウシ が満開です。

  

 ノギランの花もチラホラ見かけました。

  

これもランの種類でしょう。帰って調べたところオオヤマサギソウ(大山鷺草) でした。

 

 アキノキリンソウです。ほとんど蕾でしたが、日当たりの良い1カ所で咲き始めていました。

  

 ノリウツギはあちこちで見頃。

 

 ネバリノギラン。ノギランと違って花は咲きません。花数はこちらのほうが圧倒的に多いです。那須の三本槍岳近くでもよく見かけました。

 

 ツレサギソウの種類でしょうか。キソチドリという花かもしれません。

 

 

 ひっそりと咲くツルリンドウ。

 

なだらかな明るい尾根道歩きが続きます。

 

 

  

鳥の姿も沢山見かけました。 

  

山頂に近づくにつれて視界が広がります。眼下には信夫山と福島の街並み。  

 

 福島の東側には霊山。その奥には手倉山。相馬のあたりになります。

 

いよいよ山頂が間近に迫ってきました。予想通り天気も回復傾向です(続く)

 

 

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