kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「告発のとき」

2008年07月02日 23時15分05秒 | 映画
今日は、「クラッシュ」でアカデミー賞を受賞した
ポール・ハギス監督が撮った「告発のとき」を観に~。

この内容は、プレイボーイ誌にも掲載された実話だという!

出演者は、トミー・リー・ジョーンズ
スーザン・サランドン、シャーリーズ・セロンという
実力も人気もある俳優が揃っていて見もの。

ストーリーは・・・
2004年11月1日。
突然、ハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)の元に、
息子のマイク・ディアフィールド(ジョナサン・タッカー)が
イラクより帰還後、軍から姿を消したという不穏なニュースが届けられる。
ハンクは引退した元軍人警官で、
息子のマイクもその兄も軍人という典型的な軍人一家。
そんなディアフィールド家で育った息子に限って
無許可離隊などあり得ないと思ったハンクは、
妻のジョアン(スーザン・サランドン)を残し、
息子を探し出すために帰還したはずのフォート・ラッドへ向かった・・・

主要キャストの3人の実力は折り紙つきなので
演技にも見ていて安定感がある。

アメリカ兵の話ということで、
もっと戦争色が強いのかと懸念していたけど
失踪の謎解き的要素が大きい作品だった。

しかし、ただのミステリーでは終わらないのが
この監督の作品たるところで、
現在のアメリカが抱える問題を示していた。

もう一度言うけれど、これは実際に起こった出来事だということ・・
ハンクが一歩一歩真実を解き明かしていくごとに
父親の知らない息子の“心の闇”が隠されていて・・

そこには衝撃の事実が待ち受けていた・・

でも意外に関係者はみんな淡々としているように感じて
それこそが怖いと思った・・
なんだかアメリカ兵だけでなく
最近のすぐに人を殺すことを考える日本人の若者にも通じる怖さ・・
そんなものを感じた。