やっぱり苦手・・

今日は、年に一度の成人病検診の日。

朝から何も飲まず食わずで、診療所へ。
検尿・身長、体重測定・聴力検査・視力検査・血圧測定・・・
と順調にこなしていきます。

そして、採血の時・・
ふと見ると、私の名前が書かれた容器が3本もっ！
思わず
「ええっ３本も採るんですかっ？」
と聞いてしまいました。
「３本に分けて採りますけれど、全部で10CC程度なので
　大丈夫ですよ～」
と笑いながら看護婦さんに諭される・・

注射は、針が刺さるのが痛いというよりも
血がどんどん抜けていっているのを見るのが怖い・・

必然的に左腕と反対方向の斜め上への視線になってしまう。
思ったよりも早く採り終わってほっ。

次はいよいよバリウムの番です・・
最初に、胃の働きを押さえる為の筋肉注射だったのですが・・
私はすっかり筋肉注射の痛みを忘れてしまっていたようです・・

刺された時のチクっとする感じは採血と一緒なのですが
その後すぐに刺した場所からズドーン！！という
痛みが広がるっ・・思わず
「イタっ！！！」と叫んでしまったら
「ごめんなさいねぇ～、痛いですよねぇ～」
と優しい看護婦さん。

スミマセン・・いつもはこんなことで痛がる子じゃないんです・・
歯医者さんでも、「痛かったら手を挙げて下さいね」と言われても、
かなり痛くても手を挙げず、我慢できる子なんですよ～
ただ予想してなかった痛みだったもんで・・。

しばらく大人しく待っていると、とうとう呼ばれました。
バリウム検査と同じ部屋で、まずレントゲン写真を撮り・・

いよいよ・・最大の難関がやってきました・・
私の一番恐れているバリウム前の発泡剤・・

小さい容器に入った粉を
親指と人差し指で丸を作ったぐらいの少量の水で飲めと・・。

「私、発泡剤が一番苦手で・・」と言うと

検査技師さんは、「ちょっと減らしてあげるから頑張ってね」
とほんの少しだけゴミ箱へ。

覚悟を決めて飲み込んだものの・・
やっぱり気分悪い・・戻しそう・・

「はい、ゲップしそうになったら息を呑んで飲み込んで！」
と言われましたが・・
出てきそうな所に、さらに新たな空気を飲み込むなんて
不可能！！！

唇をしっかり結んで出ないようにしていたものの
くしゃみを我慢して失敗した時のように

げぇっぷっ・・

「あ～出ちゃったね（笑）」
真横にいた検査技師さんに丸バレ・・

とりあえず一旦このまま見てみましょう～ということで
バリウムを３口ぐらい飲んで、始まりました。

しかし、途中で
「やっぱり胃の膨らみが足りないので、もう一度
　頑張って飲んで！6分目ぐらいにしておいたから」
と発泡剤を差し出され・・

「ええっ・・もう一回飲むんですか・・？？（半泣き）」

「これでだめだったら、今日はやめるから～」と。

うーん・・やめられたらやめられたで、
胃カメラ飲めと言われても嫌だし・・

それまでにぐるっと回れだの、左向けだの
気持悪いのに色んな姿勢を取らされていて
逆らう気力も無い私は、もう一度飲みました・・

そこからまた去年再現で
「もうすぐ終わるからね～」
「あともうちょっとだからね～」
という声を何度聞いたことか・・

（決して、検査技師さんに文句がある訳ではありません。
　しっかりちゃんと見てくれていることはありがたいこと。
　ただ苦しいだけなのです・・・）

終わった時は、もうヨレヨレ・・ヘロヘロ・・・

よく考えてみると・・
昔から（小学生の時ぐらい）炭酸１缶飲めた試しが無かったし
今でも、ビールはあの苦さもさることながら
胃が膨らむ感じがとても苦手なのです・・

やっぱり、発泡剤は大の苦手・・

でも、人それぞれのようで、
バリウムのあのドロドロが一番嫌っていう人や
筋肉注射が一番嫌い！と言う人など様々・・

それにしても、あのバリウム検査って
こんなに元気な私でさえも、顔色悪くなるほどだから
健康じゃないと受けれない検査だ・・・