kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「人生は奇跡の詩」

2006年11月24日 23時32分57秒 | 映画
今日は、大阪ヨーロッパ映画祭が
大阪港の海遊館ホールにて開催中で、
観たい映画があったので行って来ました!

大阪ヨーロッパ映画祭は、もう今年で13回目に当たるらしい。
普段なかなか日本で観ることの出来ない
ヨーロッパ各地の映画:日本未公開作品を上映したり、
多彩なイベントを行ったりと
年々大きくなっているらしい。

今回観たのは・・
「人生は奇跡の詩」
あのライフ・イズ・ビューティフルから10年の
ロベルト・ベニーニ監督の最新作。

ストーリーは・・・
イラク戦争直前のローマ。
詩歌の講師アットリオは、美しいヴィットリアに夢中だが
彼女には、全くその気がなくいつも軽くあしらわれている・・。
パリに住むイラク人詩人の伝記を執筆中の彼女は
詩人のイラクへの帰国に同行し、爆撃に遭う。
知らせを受けたアットリオは
すぐにバグダットへ飛び、意識の無い彼女を
必死で看病する。
しかし、一命を取りとめたヴィットリアの前に
アットリオの姿はなかった・・・

前回のライフ・イズ・ビューティフルから
一貫したベニーニ監督の主張は
愛することは素晴らしいこと
戦争は愚かなこと
それが、今回も伝わってきました。

ベニーニ自身が主演している訳ですが
とにかくよくしゃべるし、コミカルな動きで
笑わせてくれます。
私の印象は、しゃべるチャップリンと言った感じ。

ライフ・イズ・ビューティフルの時から
ヒロイン役を務めているのは
ニコレッタ・ブラスキ

イラク人詩人役で、あのジャン・レノが
出演していたのには驚きましたっ。

最初は、ただのひつこいストーカーとしか思えない
言動なのですが・・・
最後には、こんなに人を愛したり愛されたりするのは
素晴らしいことだろうなぁ~と思わせてくれます。

そして、一時期ちょこっとだけイタリア語を
かじっていた私にとって
やはりイタリア語の響きが耳に心地よかったです!