kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「007カジノロワイヤル」

2006年11月23日 23時10分05秒 | 映画
今日は、久し振りの試写会へ!

観たかった「007カジノロワイヤル」
監督は、「007ゴールデンアイ」のマーティン・キャンベル
脚本は、「クラッシュ」で見事アカデミー賞を射止めた
ポール・ハギス

今作から、ジェームズ・ボンド役が
ピアース・ブロスナンからダニエル・グレイグへ
バトンタッチしたことでも、話題の作品。

大ヒットシリーズ21作目にして初の
007になるまでのボンドを描いた作品となるらしい。

今までで一番ジェームズ・ボンドにぴったりだと言われていた
品と知性と妖しさを併せ持ったピアース・ブロスナンから
肉体派のダニエル・グレイグへ交代と発表された時には
かなりの反対意見もあったらしい・・・

なので、洗練され確立されたジェームズ・ボンド役よりも
007になるまでの人間味溢れる設定としたところは
良かったのではないかと思います。

ストーリーは・・・
007となったボンドの最初の任務は、
国家予算1500万ドルを掛けたカジノだった。
世界中のテロリストの資金を集めて増やす
死の商人と呼ばれるル・シッフルは
株の投資に失敗して・・数字にめっぽう強い彼は
カジノで負け分を取りかえそうとしているのだった。
ボンドはその場へ潜入してその企みを阻止する役割。
そして、経理担当兼監視役で送り込まれてきたのは
財務省の美女ヴィスパーだった・・・

ピアース・ブロスナンの洗練された身のこなしや
スマートで知的な雰囲気が、かなり好きだった私としては・・
やはり今回のボンドは、ちょっと違和感がありました・・

いつもの007のように、どんなピンチになっても
軽やかに、鮮やかに解決していくというよりは・・
悩みながら、失敗をしながら少しづつ成長していく
と言った感じなので・・・
いつものテンポでない物足りなさがあったかも・・

でも、まだ任務に迷いがある設定なので
冷静さに欠ける人間味溢れる感じでいいのでしょうね。

偉大な前任者がいる場合に後任を引き受けるのは
とても大変なことだと思うので
ダニエル・グレイグには頑張って欲しいなぁ~とも。
素晴らしい体つきと、少し淋しげな青い瞳で
今後独自のボンド像を築きあげて行ってくれるかもしれません。

ヴィスパー役のエヴァ・グリーンは
「キングダム・オブ・ヘブン」の時から
綺麗で惹きつけられるような瞳をしていると思っていましたが
今回も、ボンドの運命の女性を魅力的に演じていました。

もちろん、M役には
おなじみのジュディ・ディンチが扮していました!

私は、ピアース・ブロスナンがすごく好きだったので
こんな風に感じましたが・・
観られた方の今回のボンドの感想を是非聞かせて頂きたいです~。