「フデリンドウが咲いているわよ。」と呼んでいる。急いで下りていくと、「あっー、足元気をつけてよ。」と云
われ下を見るとありました、草丈2、3㎝の小さな星のような花「フデリンドウ」です。一輪だけのもの、三輪
集まっているもの、色も株により濃い淡いがあって個性を持っているようだ。 カメラを構え覗いてみても、
なかなか被写体が見つからない程小さいのです。その横に「ヤマハハコ」が生えていますが、まだお芽覚
め中で、綿毛に包まれた葉もまだ小さいものでした。「エーデルワイス」「ウスユキソウ」と同じ種類ですよ。
◇ フデリンドウ ◇ リンドウ科リンドウ属 学名 : Gentianaceae gentiana zollingeri 和名 : 筆竜胆
三輪 三人娘。十弁の花弁をお互いにぱっちり、下の茎には小さな葉を付け、美しさを競ってるようだ。
◇ ヤマハハコ ◇ キク科ヤマハハコ属 学名 : Compositae anaphalis margaritcea 和名 : 山母子
リンドウの横に、やっと芽が出た「ヤマハハコ」の綿毛に包まれた葉が見える。ウスユキソウに似ている。
◇ クサボケ ◇ バラ科ボケ属 学名 : Chaenomeles japonica 和名 : 草木瓜 別名 : シドミ、ジナシ
ここだけに、ボケの木が這いつくばるように生えていて、赤い花が色のない山を彩っていました。
2005-5-26 入笠山の斜面にて
フデリンドウ、クロも子供のころから大好きな花です。栽培は困難ですから、もっぱら野で見つける花なんですが。
クサボケは、ある程度大きくならないと実をつけてくれませんので、盆栽状態では毎年というわけには行かないかもしれませんね。
しつこくて申し訳ないですが、フデリンドウの記事にもTBさせてくださいね。
可愛いくて本当に良い花ですね。私はこう云う花が大好きです。それにボケにも草ボケもあるとは知りませんでした。これも好きな花です。
入笠山も花の時期にはまだ早いようですね。私もお気に入りの山で何回も行ってます。昨年8月下旬に行った時には、凄いお花畑でした。クサレダマ・サワギキョウ・チダケサシ等々とても素晴らしかったです。昨日は赤城山(黒檜山・駒ケ岳)登山してきました。ツツジ類にはまだ早かったです。