My Pug Log

「MY PUG」は、生前のパグの名前『舞』から摂ったものです。
これからは夫婦二人を、気ままに綴っていきます。

二子多摩川から成城学園まで Ⅰ -岡本民家園 -

2006-01-29 15:45:58 | 公園
1月28日。 快晴の空、風がなく軟らかい日差しの午后、世田谷のハケを歩いて来ました。
-マウスオン・スライド -
◇ 岡本民家園 ◇
二子玉川から玉電砧線の線路跡を通って、住宅街を抜けて丸子川に出る。この辺りは世田谷崖線と云い、彼方此方の崖際に湧水が出ています。その一角に、この藁葺きの建物があります。ここの庭は農家の面影を残していて、通路には霜柱除けに藁筵が敷いてあります。筵の上を歩くと霜柱で浮き上がっているので、サクッと音がして足が沈み込みます。子供の頃、学校へ通った畑の中の路を思い出します。農家の裏には竹藪があったり、井戸があったり昔懐かしい場所です。
 ここは東京だよ。
◇ シジュウカラ ◇
庭の隅にある椅子に座って静かにしていると、風の音に混ざって色々な小鳥の声が聞こえてきます。その内、物置の藁屋根に四十雀が、雪が溶けてしたたる滴を飲みに飛んできました。
 よーく見てください。
◇ 民家園の植物 ◇
民家園の付近の春を待つ植物を探してみました。庭の片隅に蕾をつけた「三椏」や「木瓜」が何本かありました。外の庭には、去年の葉を残し新しい芽を大事に保護している「小楢」の木がありました。       ① ②「 三椏 : みつまた 」 ③「 木瓜 : ぼけ 」 ④「 小楢 : こなら 」
 みんな春を待ってます。
◇ ヒヨドリ ◇
岸辺の柳に「鵯」が静かに留まっています。あんなに騒がしく啼く癖に疲れたのかも知れません。
 静かでいいなー。
2006-1-27 晴 世田谷区立岡本民家園にて。この後、次太夫堀公園まで歩きました。
【 追記 】 岡本民家園に併設されていた「ホタル園」が無くなるそうです。残念です。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 内房からの帰路 - 千葉の地... | トップ | 二子多摩川から成城学園まで ... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も岡本民家園に行った事がありま。 (sakura)
2006-01-29 20:19:18
此処 二、三日暖かで岡本民家園に行かれて良かったですね。

シジュウガラ よ~く見せていただきまた。お花も春を待っている様ですね。民家園は静かな良い所です。

野川に沿って歩かれるのも又良いものでよ。

返信する
こんな民家が (あまもり)
2006-01-29 21:43:52
きれいに保存されているんですね。感激します。維持はたいへんでしょうね。藁葺きの茅もそうそう手に入らないでしょうに。藁葺きと茅葺きは違いました?

ヒヨドリ、以前はよく居たのに今はほとんど見かけません。
返信する
sakuraさん、お早うございます。 (upplain)
2006-01-30 11:53:43
このコースは静かで好きな散策路です。

四季折々に見るものがあるので、よく歩きます。

もうすぐ、旧いお雛様を飾って見せてくれます。又その頃行ってみようと思っています。
返信する
あまもりさん、お早うございます。 (upplain)
2006-01-30 11:59:30
旧い民家は、川崎にも生田緑地に日本中から集めたものを民家園として公開しています。

今の造りから考えると、冬は凄く寒そうで住む気にはなれないですよ。

東京の方が自然が多いのでしょうか、野鳥は思ったより豊富です。

アニメーションの編集は時間もかかるし、疲れるので、暫くスチールにします。
返信する
冬の散策 (スイポテ)
2006-01-30 13:55:06
岡本民家園、綺麗に手入れされた昔の民家が揃っていて素敵な場所ですね。周りの景色にマッチして村に紛れ込んだようです。

春を待つ花や小鳥たち。

三椏ってほんとうに三つ又なんですね。

冬の風景を並べても「春近し」はちゃんと写っているものですね。
返信する
スイポテさん、今晩は。 (upplain)
2006-01-30 18:29:29
ここは私の好きな場所の一つです。

平日の午后、誰も居ない庭の椅子に座って静かに目を瞑っていると、雑木林や竹藪に風が吹き抜けていく音や、野鳥の声が聞こえてとても穏やかになれる場所です。

マンションなどが建って、このような場所が段々少なくなって行くのは淋しいですね。
返信する

コメントを投稿

公園」カテゴリの最新記事