高原に入る途中の集落に「ヤマビル注意!」の看板が大きく立っていました。それに蛭の写真まで添えてあって 「ぞーッと」。
そんな長い林道をくねくねと登って行くと、林が切れてパット明るくなり紫陽花の里「麻綿原」へ到着する。ウイークディなのか
駐車場もお寺の境内にも人の気配がない。シーンとしている山には、「うぐいす」と「ほととぎす」の合唱が聞こえていました。
ご覧のとおり全山 「紫陽花」その中に 「山百合」 がまざりほのかな香りを漂わせ、風もさわやかで気持ちのよい一日でした。
暖地植物に混ざり合歓の木が花をつけ、その下には寄進されたのか小僧さんの居眠り姿の石像が。私も眠くなってきました。
悟りを開いたとも言われており、現在はアジサイの名所として知られています。アジサイは、天拝園と呼ばれる妙法生寺境内
が中心で、1953年(昭和28年)廃寺が再興されアジサイが植えられたことにはじまります。7月から8月にかけて約2万株もの
アジサイの花につつまれます。また、環境庁選定の「日本の残したい音風景100選」の地でもあり、響き渡るヒメハルゼミの鳴
き声を聞くことができます。 麻綿原高原の地図は 【地図】 ここをクリックしてください。