満緑の多摩川にも夕日が射しはじめ、草の影が這うように長く延びて行きます。「キューィ キュー キューィ キュー ・・・」?遠くの空から甲高い鳴き声が近づいてきます。尾羽根が燕に似て、頭が黒く細身の白い身体がスゥーイ スゥーイ ~と横切って行きます。これがホバリングして魚を見つけ、急降下して行く 「小鰺刺」 なんですね。カモメよりスリムな鳥です。 頭を水面に向け左右に動かしながら、獲物を探しているような仕種、羽ばたきが大きくなりホバリング状態になり、翼をV字にした瞬間 身体を下に向け急降下・・・突然の出来事、20m位の高さから水面に飛び込み魚を咥え飛びあがって行く。
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鹿俣山をブナ平の方へ下って行く途中にどうしても通らなければならないスキー場の草原、その中に立っている枯れた山毛欅の大木、その先端に尾の長い鳥が2羽留まっていた。鳴き声は忘れてしまったが灰色の綺麗な鳥でした。銅金沢コースを下ったところにある野鳥看板「玉原小鳥がさえずる森(四季の鳥 30種)」によると、カッコウのようである。本当?。
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多摩川河川敷にあるゴルフ場のグリーンにカルガモが休んでいます。実は、この芝生のしたには美味しそうな太いミミズが居るのです。この写真を撮る前は、嘴を芝生に差し込んでミミズを探し出して食べていました。
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午前中あれほど酷い雨が降ったとは思えないくらい晴れわたり、青空が出て空気が爽やかで気持ちがよい夕方になりました。何時ものように、中丸子緑地から多摩川河川敷に出かけて来ました。ゴルフ場のグリーンに一羽の燕の幼鳥がちょこんと座っています。・・・まだ、頭の羽毛や口の周りに幼さが残っています。近くのガードロープにも五羽の幼鳥が留まっています。暫く座って仕種を見ていると、心配した親鳥が 「危ないから付いておいで ティューイ ティューイ ・・・」 と云ってるように低空で飛んできました。 その声に誘われてか、全てのこども達は親の後を追って飛び立って行きました。1週間くらい前までは、巣の縁で ピィーッピィーッ と黄色の嘴を出していたとは思えないような、元気な飛び方でしていました。
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6月に入ったと思ったら早々に"梅雨入り宣言"、それに併せて"台風5号”の接近で、朝から冷たい雨がシトシト・・・ではなくざーァ ざーァと降っている。それでも彼たちは朝早くからやって来た。"チッ チッ"とテラスで騒いで、人間様が起きるのを催促しているようである。"ハイ ハイ 朝の食事ですか"。 サッシの縁に掴まり部屋の中を覗いている雀の姿があった。
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季節の変わり目、テラスに来ている雀の様子が騒がしくなってきました。今までは余り鳴き声を聞かなかったのですが、ここへ来て2,3日前頃から 「チュン チュン チュン チュン・・・・・」 と甲高い鳴き声が聞かれるようになったのです。子雀が巣立って親鳥と一緒になって飛んでくるようになったのです。そして、親鳥が食べている給餌皿の粟粒をねだっているのです。それを聞いた親鳥は代わる代わるになって、子雀の所へ飛んで行き頬ばってきた粟粒を、大きく口を開けて待っている子雀の口へ移してやるのです。ご覧のように子雀の身体は、フワフワの羽毛の覆われているので、親鳥より大きく見えます。その大きな身体で、羽根と尻尾を小刻みに振るわせ、親鳥を飲み込んでしまわんばかりに食べています。
【特記】 昨晩、母が緊急入院した。症状は気管支炎なのだが、高年齢でもあるので万全を期しての入院でした。 担当医は早い対応だったので、今すぐ大きな変化があるようなことは無いとのことで、先ずは一安心でした。 |
まだつづいている野鳥への餌やり、今やってくるのはスズメとこのキジバトだけです。網戸の向こうでこちらを気にしながらお皿の中の餌を拾っています。見ていると、最近バイオ燃料の原料になるため高価になった玉蜀黍だけを先に選って食べてしまいます。思いなしか袋の中は、玉蜀黍の粒も小さくなり配合の量も少なくなり、鳥の餌にも影響しています。
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今日は何の日カレンダーに 「愛鳥の日」 とあり、『愛鳥週間』 の一日目の日だと書いてあります。その愛鳥の日に寄せ、先日行った上野村で、ヴィラの軒先に巣を作るツバメ、支配人曰く 「建物が汚れて困るのですが、毎年このように沢山やって来て巣を作り子育てするので何とも仕方がないです。それに可哀想で追い払うこともできませんので・・・」 と、あきらめ顔で話していました。それにしても二棟の建物の軒下には3,40個の巣が作られそこから子ツバメが顔を出し餌を待っています。その子ツバメに向け餌を運ぶ 「親ツバメ」 が数多く飛び交いその様子は凄まじいものです。そんな 「餌を待つ子ツバメ」、それに向け 「飛び交う親ツバメ」、また神流川近くの梢で鳴いてた 「ウグイス」 の姿を撮したものを載せます。表紙は2枚構成、マウスオンで子燕が見られます。下の4枚を順にマウスオンすると、鳴いているように見えませんか。
【お願い】ヴィラせせらぎの方へ、毎年その軒下を目指し飛んでくる燕のために巣を壊さないでください。 |
所用で出掛けた溝の口「大山街道ふれあい館」の帰り道に、「稚鮎の遡上」を見ようと立ち寄ってみた丸子橋上流の多摩川調布調整堰満潮閘門、飛沫ばかりで稚鮎の姿は見られませんでした。この飛沫の中にキラッと銀鱗が見えれば・・・・・残念でした。
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準備に手間取って11時半にガス橋を出発。誰も歩いていない緑地には黄色の色が沢山散らばっていました。タンポポやカラシナの黄色です。矢口ポンプ場の水門付近に一羽の「アイガモ」がお昼寝中、その横には「ユリカモメ」群がり何かを待っています。・・・多分餌を待ちです・・・そこから多摩川大橋を越えるところまでは水鳥は一羽も見られません。あれだけ居た「ヒドリガモ」は北へ帰ったようです。橋のところから大きく蛇行した流れの岸に2羽の「オオバン」が水草を食べています。対岸の砂浜には白い鳥の姿・・・ユリカモメでしょう。そこから六郷河原の干潟まで水鳥の姿は見られず、川岸には青いテントが長屋のように建っています。朝から釣りに来ていた老人は 「釣り竿を出すところが無くなって楽しみがなくなったよ。」 と嘆いていました。この後昼食をとり六郷河原干潟でコガモを撮す。これだけコガモに会えたので暫くいいです。
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