海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

これはナンでしょう・???

2012年06月27日 11時34分39秒 | なんでも



答えは、糖度計です。

何でもこんなもんを・・・と思っている方もいるかもしれませんが、いまどきのスーパーは、商品の糖度を知らせて販売するのです。

10年以上前、あるトマトの会社がすごいお金を掛けて糖度を計って選別する機械を導入していました。糖度って確かに商品の売れ行きを大きく左右します。それが・・・。



使い方は簡単です。
調べたい液体を2~3的プリズムにたらし、プレートで挟んで均一に広がったらあとは光源に向けて覗くだけ。数値を読むことで糖度が解ります。

●使用方法:
1 検査したい液体をプリズム面に2~3滴載せます。
2 カバーを載せ、液体がプリズム面に行き渡っているか確認します。(気泡が無いように)
3 ライトなどの光源に向かって、接眼レンズから中の数値を読み取ります。
4 使用後はプリズム面に傷が付かないよう、柔らかい布などで液体を拭きとってください。
※水の中に入れての丸洗いは故障の原因となりますので、絶対にやめてください。
※最初に使用する際に0度校正が必要です。蒸留水を上記方法で測定し、0%になっていなければ本体上側の調整ねじで調節してください。

参考値:みかん11-14% グレープフルーツ10-11% レモン7-8% いちご8-9% ぶどう10-20% すいか9-13% メロン13-18% 桃12-15% マンゴー10-14% りんご12-17% トマト5-7% にんじん5-7% なす4-5% かぼちゃ19-20% さつまいも8-12% とうもろこし14-17% 清涼飲料9% 果汁飲料11% 野菜ジュース8% 缶コーヒー8% 乳酸菌飲料17% スポーツ飲料5% などなど






これ、3980円なのです。
買おうと思うの私だけでしょうか???
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国産材、特に原木の価格を下げない方法を考査する

2012年06月27日 09時24分27秒 | 森林
ある方(山の方)が、外材に関税をかければ、国産材の原木の価格は上がるのでは…。という質問をぶつけられた。

私は、外材の販売価格が少々上がるだけで、国産材の原木の価格はそのままだろう。と答えた。

別の方(この方も山の方)が、外材の輸入をストップすれば、国産材の価格は、上がるのでは…。と言う質問。

私は、確かに上がるかもしれないが、木材に代わる素材が今までのシェアを奪ってしまうでしょう。と答えた。

それは?

住宅なら鉄やコンクリート。小さなものだったら、プラスチックやゴムなどです。アルミもグラスファイバーも木材に代わる素材は、いくらでもありますよ。

国産材を大量に消費する木造住宅の着工数が伸びれば、いっぺんに解決すると思っている方もいるようですが・・・。

人口減少傾向のわが国では、到底無理な話、まして、少子高齢化で空家が増えると考えられている状況では・・・。


そこで、考えるのは、木材の輸出だ。関税もお互いにかけない訳だから、イーブンで勝負できる。

私がイメージするのは、イタリアの産業構造だ。

例えば、自転車。

ローテク産業と思われる自転車を他国ではまねのできない技術で輸出している。しかも、大企業ではない。小さな、家内制手工業の形態だ。

デザインでも一流だろう。

国産材の価格を下げないで上げる方法は、価格を上げても支障のない産業を創成することだろう。そして、その製品を海外に輸出すると言う考えだ。

材料の搬出コストに見合う金額を新しく創成した産業が求める品質の材として払い、それ以外の材を大量に安く全国に供給するシステムだ。

経済学のパレートの法則でいけば、2割で創成産業が引き受け、残りの8割を従来産業に割り当てるのだ。

ちなみこのパレートの法則もイタリア人の経済学者だけど・・・。

前回述べた注射針の法則ではないが、本当に原木の価格を下げないようにするためには、補助金は、この創成産業に注入することなのだ。


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