日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

書きました

2012年01月27日 | 仕事
昨日より幾分緩んだかなと云う感じですが、今日も大寒真っ盛りです。
さんむい~~、ぶるぶる。

問題の須恵器を残すのみになっていましたが、まずは断面実測をしてみてと云う事だったので、午前中早々に終わってしまいました。
難儀なものだったので、断面実測と云っても時間がかかるかなと思いましたが、とりあえずホッとしました。

これなあ、書いたものとしては、やっぱり断面実測と拓本と云うのがベストではと思いました。
頸部にも底部にも続く残存部がない。
胴部が底部同士をくっつけたような土器なのですが、本来なら底部に当たる平らな部分が2破片ともある程度残っています。
だから傾きは出せますが、双方の高さを何処で合わせるかと云うポイントが1か所もないのです。
タタキ目等の調整があるのでそれらは必要だと思いますが、これはちゃんと実測したものでないと図化は出来ません。
タイミングがあったので午後から納品に行って来ましたが、確認後、担当者がどう云う判断を下すか……。
がっつり書き直しの覚悟はしておこうと思います。

連絡が来るまで、また暫くフリーです。
変な不安にかられないようにしないと(汗)。
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