たまたまですが

たまたまですが、私の嫌な人ってどう云う訳か共通する事があったりしたりするんですよね、なぜか。
名前が一緒とか出身地が一緒程度の事もあって（それはそれで凄いけど）、その事自体は別にどうって事ないんですが、嫌な人達がしている同じ事でイラッとします（笑）。

今、某朝ドラで「御機嫌好う」っつ～のが流行ってますが、これを大昔に云われたい放題云われたセラピストが云っていまして、凄く嫌だと感じていました。
自分は芸術に長けた教養ある人間と云うのを前面に出していて、クライアントはまるで何も知らないみたいな扱いをするんです。
自分は美しいものが好き、かなんか云って、絵画好きで美術館巡りをしてどうこうとしょっちゅう云うのだけど、それぐらいちょっと美術に興味のある人ならやる事だと思う訳で。
その程度の事で、自分の芸術に対する造詣の深さは並々ならぬものだと思っている。
掃いて捨てるほどいるだろー、その程度の美しい芸術好きは。
で、メールやらブログやら、何かっつ～と「御機嫌好う」と来る訳だな。
その度、ケッと思っていました。
絵の事で軽くバトった事があるので、関わりがなくなっても、あの芸術通ぶったもの云いを思い出しては、うへ～～と長い事思ってました。

それをすっかり忘れた頃、滅法調子をこいてるヒーラーが突然云い始めまして、「御機嫌好よう」を。
これはもう朝ドラの影響だともろ分かりでしたから、ホントに底の浅いやつだと改めて思ってしまいましたが、似合わんのよ、気の毒だけど。
朝ドラでも、いわゆるよいところのお嬢様たちの使うお言葉として他にも綺麗な言葉が沢山使われていますが、中身が（怖すぎる見た目もだ・汗）ついて行っておりません事よ、どれだけ自分にお似合いの言葉だと思っているのか存じませんが。

何でも形から入ると云うのはありますが、徐々にそれに見合って行けばともかく、どこまで行っても胡散臭いと云うか振りだけと云うか、そう云う人達に関しては、気付かない事にトホホと云うか気の毒な感じしかしません。
本人はいい気分なのでしょうし、羨望の眼差しで見られたい、そう見られるに相応しいと思いたいのでしょうし。
でも……、以下自粛。
なりたい自分になる努力は必要ですが、客観的に自分を見る目がないとホントに痛いなと、人の振り見て思ったオレでした。