日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

一昔

2014年08月16日 | Weblog
若い頃は自室に入ると即音源のスイッチオンだったのですが、何時ぐらいからか、殆ど音楽を聞くと云う事を積極的にしなくなってしまいました。
結構な量のアルバムやCDをお買い上げしていたのですが、一向に増えない。
いや、あるグループだけは増え続けていますが、これにお金がかかるようになったので、これ以外を聞かなくなった、元い、聞けなくなったと云っていいかも。
まあこれも好きなのでいいのですが、昔は好きな曲1曲の為に探しまくってCDを買う、なんて事をよくしていました。
その曲は好きだけど、他の曲は微妙、なのでその曲以外アルバムの曲を知らないなんてCDも多々あります。

ここ何日か、無性に音楽を聞きたいと感じる事があって、夜久しぶりに聞いています。
一昔、二昔前ぐらいの洋楽を懐かしく聞いていますが、クインシー・ジョーンズのオムニバス?フィーチャリングアーティストを迎えてのアルバム2枚をヘビロテです。
懐かしいなんてもんじゃない、20年前後前になる2枚ですが、これも好きな曲数曲だけを聞いていて、それ以外の収録曲をよく聞いていませんでした。
が、何となく普通に聞き始めたら、どれもいいじゃないですか。
どうしてこれを好きにならなかったのかと思う曲ばかりで、これは年食ったせいかと思ったりして。
感性が変わったんでしょうね。

余り音源に触れなくなったせいもあるでしょうが、滅多に流れないアルバム曲でどうしても頭から離れないと云う曲に巡り合わなくなりました。
私は好きになると、本とCDは何としても手元に欲しくなるので、必死で探してお買い上げしてしまう方ですが、そう云う情熱が湧く曲に出会わない。
自分で扉を閉じているのかもしれませんが、いい曲を聞いて心が震える感じって、何とも云えずにいいものですよね。
今は昔の曲を聞いて、懐かしみつつ曲のよさに浸っていますが、何か新しく、心が震える出会いもしてみたいなあ。

なんて思いつつ、一昔、二昔前のアーティストが今なにをしているかを調べて、活動してない人もいる事を知ったりしています。
ネットって便利だな(笑)。