日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

写経

2013年04月03日 | Weblog
書いています。
何十年振りかで。
若い時分2回ぐらいやった事はあるのですが、日参しているブログに出ていて、急に自分もやりたくなったのです。
と云っても、まだ数枚、10枚も書いてはいません。
幸い親が長らく書道を習っていたので道具類は一式手元にあり、原本もあるので用紙を買うのみ。
別に半紙でもよかったのですが、一応ライン入りの用紙をお買い上げしました。
っつ~か、貯まったポイント使ったので実質無料でしたが。

小学生の時書道教室へ2年ほど通い、高校でも選択教科は書道でしたが、あり得ないほど下手です。
しかし小筆の扱いは、トレースの修正の面相筆で結構いける。
なので、書く事自体はすいすい行くのですが下手だ。
これが哀しくなるほどの下手っぷりでもう。
字に関しては、悪筆以外のなにものでもありません。

ワタクシ「般若心経」は諳んじる事が出来ます。
ちょっと前まで朝夕仏壇と神棚に手を合わせ、夜は仏壇に必ず「般若心経」を唱えていましたから。
色々あって今はたまにしか拝まなくなりましたが、それでも1度覚えたものは忘れません。
でも写経の時は、頭の中で諳んじながら書いていると、逆に訳が分からなくなる。
ホントにバカだなと思います。
文字に集中しろと云う事なのかもしれませんけどね。

私は筆は全部おろして使います。
先端だけが動くように根元から真ん中ぐらいまで固まっている筆もありますが、高校の時全部おろして使うよう云われ、また修正でもそうして使っているので、筆全体に柔軟性がないと使い辛くて仕方がないのです。
親から借りた筆も固まっていたので、柔らかくするのに難儀しました。
更に使い始めようとしたら水分が多過ぎて滲みが酷く、なかなか書き始められない。
最初は用紙のせいにしましたが、単に筆に水が含まれていると分かり、そのまま紙を使えてホッとしました。
結構な枚数の綴りを買ってしまったので、使えないと困っちゃうなと思ったのです。

そんなこんなで、気が向いた時にしゃかしゃかと墨を擦って書いております。
何だかとっても楽しいです。
なんでだろ。