博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

銀線指刺症

2010-07-26 06:53:30 | アルファロメオ TZ2 MGモデルズ 1/43
メイ○アップ投げ売り事件が事実上の「キットディーラー撤退宣言」だとすると悲しいなあとおもいつつもスーペリアモデルの250GTOが500円くらいになんないかなとハゲタカの様に毎朝チェックしている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。それでも、ワタシ43なんてやったこと無いモンで正直メーカーとキットの名前だけではどういった商品か想像できません(で失敗したのがTZ2と。言うな。)ので物欲はようやく枯渇中です。ああそういえば上司から頼まれているF2007ムジェロテストをブラジルGPコンバート大作戦がほったらかしだ。やべえすみません。グルーブドタイヤだけは買いました許してください。むむむ、今年の夏は43の夏か!?
 ドイツGP見つつTZ2をブラッシュアップしています。どうも印象と違い鼻が長細く狭苦しい印象ですが、やり出すときりがないのでやめにします。モールがごんぶとなので埋めて0.5の洋白線で作り直し、とかいうとオーなんかカッコイイできる男みたいだ。やってみましたがどうなる事やら、とりあえず継ぎ目を半田付けするのが鬱です。あとなんで指と爪のあいだに刺さるんでしょう。どうやって刺しているか自分でも良くわかりません。
サイドウィンドウモールはエッチングなので一安心ですが、ああそういえば合うかどうか心配。更なる心配は蝉の抜け殻みたいなウインドーパーツ、透明度はまあ高いけど、ほんとに合うんだろうか・・・ ウインドー全面作り直しとかになるとさすがに挫けそうな気がする。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欲深いがケチ

2010-07-24 23:54:26 | 模型愛
家族サービス後、ぼーっとブログの皆さんのお宅拝見中、Ws43さんのところに安売りの記事が。ワタシ、一般社会人としてきっちり税金もおさめて嫁子供二人養っておりますが、「安売り」「アウトレット」「訳あり」とかいう台詞に激しく弱くこれらの文字が視野に入ると瞳孔散大、物欲全解放になってしまいます。この間は百均でなぜかガラスカッターとか握りしめてましたし、5年くらい前には「iPodを安く手に入れる方法」とかいううさん臭いサイトにしっかりメールを送ってしまったこともあります(当然以後知らないお友達から毎日怪しいメールが届きます)。まんまと今回も買ってしまいましたヨ。20000円以上送料無料とのこと、こちらの方面でもまんまとヤラレテイマス。キットは増える一方です。本気で嫁はんに怒られそうです。
でも。タメオ:マーチ761イタリア1976と126C2後期+BBR:512Sルマン1970あわせて二万円て投げ売りみたいなもんじゃないか。今は正月か。お年玉セールか。これ見て物欲が起きない人がいたら会ってみたいもんだ全く。会って...そうねえ、爪のあかでもいただきたいです。今ちょっと反省。つーかワシ43作れんのか?
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう勘弁してください

2010-07-20 23:40:06 | アルファロメオ TZ2 MGモデルズ 1/43
やすったり瞬着盛ったりやすったり瞬着盛ったりして、どうにかクルマの体を成してきたと若干喜び気味で、もうどす黒い赤とクロのコントラストがいたたまれなくなって考えること数分、サフはいろんなとこ埋まるしなあ、とちょっと学習能力高めですが、だからってってジャーマングレー(つや消し)は無いよなあ。ほんで、まあイワユルところのドゥンケルグラウなTZ2を眺めながら大きなため息一つ、フロントフェンダーをヤスリ直し、ノーズ近辺のおたふく具合を低周波的にほっそりと形成し直し、口の半開き具合をもうちょっとアホっぽく3/4開き位にしてみたのが上図でござる。もう、いいです(こらえ性が無い)。形状出しのあとの精度出しで大体いつもお蔵入りすることが多いので、ここら辺から「一日一善」的にこつこつとつまらないことをやるべきなんでしょうが、なぜか手元には童友社の1/43レヴェントンとガヤルドが。すげえ、これで800円。レヴェントンなんてプラは初のキット化、ランボ廃人は200個くらい買ってください。ABSなんでちょっと作業中に癖を感じることがありますが、エッジはちょんちょんで、左右対称だし(当たり前だ)スジ彫りだけ掘り直せばかなりいけちゃいそうですよ。すげえ時代だ。総ユニクロ化。    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時に必要とされる異常な模型愛

2010-07-16 06:07:02 | アルファロメオ TZ2 MGモデルズ 1/43
平面の調整やアウトラインの形成などを地味―にやりつつ左右対称風味で頑張ります。レジンはさくさくで黒瞬着は(瞬着の中では柔らかい部類だが)それでも硬め、ぼーっとしてると平面が出ません。頑張って頑張って・・・どうがんばってもこの真剣味ゼロのカラーリングのせいで全くかっこよくございません。サフ吹く前にスジぼらんといかんので、今後当面の課題はこの冗談みたいなカラーリングのクルマにちきちきスジぼれるだけの異常な模型愛を維持することですな。
硬化スプレー吹くと欠けたりささくれたり剥げたりする印象あり、黒瞬着様は24H自然乾燥です。なのでなかなか作業進みません。勝手にでっかくしたライトは猛者達のように自作したりできませんのでやっちまった感がかなり強かったのですが、アドラーズネストのショートバーニアSSSで結構いけそうな予感。雑食万歳(てかこれF40LM用に買うといた奴だけどね)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あたふた

2010-07-14 06:05:31 | アルファロメオ TZ2 MGモデルズ 1/43
とにかく妙に赤くってカッコワリイのでなんかしようなんかしようと気ばっかり焦り、しょぼっと出っ張っているバルジやインテークやらアウトレットなどをががががーと削り飛ばしました。あああ。ドウシヨウ。もうこうなりゃ気持ちが落ち着くまでひねるように打つべし打つべし、目玉をでかくアイドル風味にしフロントフェンダーを黒瞬着様で盛り上げ、ヒートプレス原型用に目玉にエポパテをグイグイ詰めて、あああ、見た感じの不安定感はかえって以前より強くなりました。なんかせななんかせな。作業と言うよりは「動く」に近いニュアンス、貧乏揺すりどんだけしても全然前に進めません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョーシン物語

2010-07-12 06:16:41 | 模型愛
 皆さんに遅れること約ひと月、とうとうジョーシンから荷物が届きました。そうですハセガワロータスです。やりました。感涙。
 どうもMG誌はタミヤ贔屓が激しくつまらないワタシ。ハセガワ作例のしょぼさとタミヤ作例の緻密さは作者による差であって製品による差ではない気が。わし何にもシランでMG誌立ち読みしたらタミヤ版買うなアレじゃ。ぷんすか(ちゅーか森さんはMP4/4でブレイクスルーがあった様子、もはやあんな補器類やパイピングは真似できません)。
 タミヤも1/20 F1はもうからねえとかっつってほっぱらかしといて今更「7年前に設計してました」とかダセえ。「すませんフジミさんが儲かったっていう話を聞いたモンで自分トコも出しました。あと長谷川さんはとりあえず潰しとかないと括弧笑い。あ儲け最優先でユーザーの声とかは昔から無視です、イヤ社風なんで。」とかいえばまだちょっと見直しますが。ただし写真見てもノーズらへんの雰囲気とタイヤはタミヤの方が良いなあ、なんてね。
 でもワシャハセガワ命なんでハセガワ一本でいきますよ、と箱開けましてデッケー。なんじゃこら船か。43ばっかり見ていたモンで1/20 F1なんて島いっこ分くらいありそうに感じます。逆にこんだけデカイとカウル合わせるだけで失禁しそうなくらいかっこイイです。ステキー。ちなみにTABUデカ色合わない事件はエッフェが本当に解決してくれるのでしょうか?フルポンじゃないと解決できないとなれば、ハセガワ様の渾身のカルトを捨てんのか・・・忍びないなあ(312T2はカルトらしからぬ透け案配だったけど)。ただーしロータスはF2007終わるまでお手つき不可の約束を自分の中でしましたのでしばらく神棚にかざっときます。
 で、QOLを下げまくった張本人のレオナルドダビンチコレクションも届いたのですが、あの、まあその、うーん、ダイソーとかに置いてありそうなクオリティー。色塗ってあるのは分かってましたが、ちょっと、こりゃ、ドウシヨウもないわ。本気で色塗り直せば見れないこともなさそうですが、そこまでやる時間と根性が今はありません。放置。嫁にはナイショだ!
 つづきましてはやぶさ@青島文化教材社。これはものすごく丁寧に作れば職場の机に置いといてイイかも。遮熱材はゴールドフィニッシュをしわしわに貼ったらいーんじゃないの?楽しみ。
 最後に935/78 モビーさん。これ、良いね。カッコイイね。タミヤ凄いね(節操なし)。カルトデカだし、コリャ良い買い物だ。も一個くらい買っといても損しないかも。
 なんて騒ぐだけ騒いで盛り上がっていたのですが、子供を寝かすときに自分も爆睡してしまったのが夜はちじはん。起きたら朝で1秒も模型はいじれませんでした。挙げ句にイギリスGPは完全に飛ばしてしまいました。ちなみに土日も仕事で月曜も仕事。もういやだ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迷わず・・・行けねいな

2010-07-08 18:51:54 | アルファロメオ TZ2 MGモデルズ 1/43
 TZ2、ま普通に赤いレジンで引きます。バリをとるとかっこよくなる・・・のか?目玉がちょいと小さい気はします。スジボリというか何というか、パネル間は実車にすると黒板消しがはまりこみそうなくらいのスキマがありますが、ドアの微妙に下がっていくラインとかイワユル所のコーダトロンカっぷりなんかはばっちり決まっており、要所要所を締めるピッチングでのらりくらりと打たれない、まるで下柳の様、ステキです。シャア専用下柳と命名。そろそろ43な漢たちの作品の残像も消え気味でまたまた印象派ゆるゆるモデリング方向に揺り戻しあり、このままデカール貼ってクリアー吹いてと昨今のガンプラ的に完成を目指そうかとも思いましたがさすがにちょっとそんな非人道的なモデリングではお天道様に顔向けできない気がして普通にマジックリンに漬けてます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危ぶめば道は無し

2010-07-05 06:21:46 | 模型愛
 1/43カーモデルオフ会に初参加しました。ブログつながりのフィニッシャーMacchinaさんのお誘いで43なんて完成品もないのにのこのこ出かけてしまいました。
 当然ながら皆さんとは初顔合わせ、ですが共通の趣味というのはすばらしい、人見知りで2親等以上はなれている人々と上手く話せない私も旧知の友人との集まりのように楽しく過ごさせていただきました。有り難うございました。43の強者たちのなかに飛び込んだ子羊のような雑食外道でしたが暖かく迎えていただきただただ感謝です。もう皆さんの作例は基本的に塵曇りひとつない完璧鏡面仕上げ、ホントに実車を1/43に縮小しただけ、名車俊車奇車どれもなぜ走らないのか理由が分からない。実は完成品として1/24ヒロ500F2のほかに冬期迷彩のAFSポーラベアを持って行こうとしていましたがやめてホントに良かった(それくらいの空気はギリギリ読めた様子)。
 横山先生およびローガン先生のユルク作りましょう路線にがっちり乗っかっていままでやってきましたが、もうちょっとキレイ方向に振らないととてもじゃないが43な漢たちには追いつけないなあと反省しきり。と同時に43独特のクルマの緻密感、凝集感に影響をビリビリうけて43つくりたい熱急上昇中です。よしわかった250GTOやっつけたろやないけ、と威勢は良かったのですがこの我が手中のプロトちゃんの左右イガミっぷりおよびエッジだれっぷりかつスジボリのよれっぷりがこないだ見た漢たちの作例とは月とすっぽん、ただの小さいクルマのオモチャに見えて自己嫌悪でしばらく無言。じっと手を見る。付け焼き刃で形状を漢たちスタンダード化しようと試みますがんなもんできるけーと大爆発、とりあえずルフさんのいい加減さに恨み言を念じ責任転化完了(無意味)。さらに熱量だけは高いので鬱憤を買い物で晴らすためインターネットオン、MGモデルズのアルファTZ2を注文してしまいました。ええ43ですとも。何故TZ2か? TZ2が欲しかったから(せっかく43やるなら2024でキット化されそうにないクルマを)。真っ赤なレジン、小さい画像でもなんかイガンで見えるなあ・・・ヤバイ、完璧に間違った方向に力強く進んでいる大人しくタメオかBBRにしとけば良かった。43道は細くて長いが、ただでも細い道をさらに細くしているのは自分という噂。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作る前に必ずお読み下さい

2010-07-01 06:29:48 | 250GTO prototype ピラニアモデル 1/43
 250GTOプロトをひっぱりだしてきてにやにや、ソフト99のサフをベースに表面処理および形状修正し、ガイアのサフを上吹きしてやすってを繰り返し、どうにかこうにかそろそろ色塗れンじゃなーい?とテンション上昇中。調子にかなり乗って竹内力のようにギラついて、何色に塗っちゃろうかのう、と広島訛りでネットをさまよっていたところ(ちゅーかミナミの帝王は大阪だね。ミナミっていってんじゃんね)、どこからかヒットした海外ミニカー屋さんのピラニア250GTOプロトのキャプション。グーグルだとなんか自動翻訳つきで、ぼーと訳文を読んでたら妙に気になる。

~1961 年9月にGTOはプロトタイプを手に体当たりで鼻を1960 250GT SWBはシャーシに基づいて突出し裸アルミニウムを殴らすぐに愛称で呼ばれたBizzariniのworkshop.Theプロトタイプを残しました作業の2ヵ月後に'アンテエーター'を押すことでであり、醜いアヒルの子これはモンツァで、ホイールの後ろスターリングモスで初めてトラックを取ったとしてはすばらしい250 GTO.Theピラニアモデルキットになるされるとこの、ベアメタルモンスターマーク&溶接ラインをハンマーで完全に表します。~

??内容の大半は電波系でさっぱり分かりませんが、気になるのは「完全に表します」あたり。いやな予感におびえつつ原文を読むと、

~The Piranha models kit represents this bare metal monster complete with hammer marks & weld lines as it took the track at Monza for the first time with Stirling Moss behind the wheel.(タミヤ的に書くなら:このピラニアモデルのキットは、スターリング・モスの手によりモンツァで初走行を果たしたマシン(ベアメタル・モンスター)を、溶接痕、ハンマー痕まで再現しモデル化しています) ~

・・・あのノーズ近辺の妙なパーティングラインとボコボコの表面は溶接痕かつハンマー痕、ワザとだったのね。1/43メタルキットってワイルドねー、ちっこいハンマーでたたき出したみたいねと製品のアナログさに感心しながら表面を400番でじゃじゃーと綺麗にならしたワタシはお馬鹿。そうかこのキット、表面はむしろボコボコのままで、ミネシマの金属磨きかなんかでキュキュッと磨けばベアメタル表現でボディ工作および塗装終ー了ーだったのね。
・・・でもダクトとか非対称でエッジダルダルだしどうせ修正してたもんね。半田上手いこと使えないから瞬着かパテ成型、つーとサフまでは不可避だもんね。だから良いんです作る前から分かっててもおんなじだから。溶接痕とか別にいらないし俺のプロダクションモデルだから、ってそれって普通の250GTOじゃん。てゆかそれくらいのキャプション商品内に入れといてくれよなあ、と。銀に塗ろうと思ってたのですが、消した溶接痕がくやしく普通にプロトタイプカラーで塗るのにかなり抵抗があります。(写真はメーカー広報用のもの、おそらく色も塗らずに素組みです。)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする