京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




神楽坂上から早稲田通りを更に西へ歩いて行くと弁天町交差点
ここを右に曲がり江戸川橋方向へ・・・やがて土手の向こうに見える江戸川公園
公園の桜並木沿いに歩いて行くと右手に「椿山荘」さんの小さい庭園入り口があります。

ここは徒歩でしか入ることのできない裏口になりますが(表玄関は目白通り沿い)
中は高低さのある約2万坪の広大なお庭が広がっています。
元々この地は南北朝の頃から椿が自生し”つばきやま”と呼ばれ
明治時代に山縣有朋公爵が資材を投じてこの地を購入し「椿山荘」と命名したそうです。
有朋が築庭した庭園内には様々な文化財があり
トップの写真の三重塔は室町時代末期のものとされ
都内では上野寛永寺と池上本門寺と並び最古の塔とされています。

京都の粟田口にあったとされる水鉢も残されています。

戦後結婚式場やガーデンレストランになり
現在は隣接する「フォーシーズンズホテル椿山荘」としてホテルも営業

今回はホテル内のレストラン施設「ル・ジャルダン」さんで
人気のアフタヌーンティを頂いてきました。
本格的英国スタイルのアフタヌーンティということで
インテリアは豪華な家具が並ぶヨーロピアン調
所々の調度品には和が取り入れられインターナショナルな雰囲気

ノリタケ製の3段のお皿にのせられたスイーツやサンドイッチはかなりのボリューム
イギリスの「フォーシーズンズホテル・ロンドン」のレシピを再現した英国式アフタヌーンティらしいです。

飲み物は15種類の紅茶やハーブティから選ぶことができ
ポットサービスで紅茶がなくなると足し湯をして下さりたっぷりと頂くことができます。
紅茶はドイツの「ロンネフェルト」社のものだそうでフォーシーズンズオリジナルブレンドを頂きました。

季節ごとに変わるメニューは現在オータムアフタヌーンティということで
安納芋や梨など秋の素材を生かしたスイーツになっています。
スコーンも素材が月ごとに代わり10月はイチジク(11月は栗だそうです)
1個がとてもずっしりとしているので2個食べるのはかなりなボリューム?
添えられるクロテッドクリームとジャムで爽やかに頂けます。

サンドイッチやカナッペもそれぞれ凝っていてとても美味しくできています。
アフタヌーンティーというのは元々英国の社交の場に使われていた習慣で
日本でいえば茶道の様なものだということらしく
本来ならば作法や会話、室内装飾、花、食器など高度な知識が要求されたそうですが
こんな風に庭園を見ながら気軽に頂くのが良いですね。

それにしてもフォーシーズンズさんのインテリアは超豪華
あまり写真をパチパチと撮れる雰囲気ではないのでサッと撮りましたが
特にエントランス付近の大理石の床にヨーロッパスタイルの家具、絵画、調度品が豪華~

アフタヌーンティは平日は予約ができます(土日は不可)
昼12時からやっているので、ちょっとしたランチ代わりにもなるかも?
神楽坂からは交通機関を使って行くには行きにくい所なので
少々距離はありますが散歩がてら歩いて行くか、タクシーでもワンメーターです



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今年4月、丸の内に竣工した「三菱一号館」は明治27年(1894年)に建てられた煉瓦造りの洋館を
原設計に基づき復元、再生された建物で、新たに230万個もの煉瓦を焼き当時の建築を忠実に再現しています。
オフィスビルとして銀行などに使われていたということで
内装の一部は保存された窓枠や石材部分など当時のものが修復され使われています。

来年4月には美術館としてオープンする予定で
現在は一部のショップや歴史資料館、カフェなどが営業を行っています。
外観、内装のレトロな造りは明治や大正時代の雰囲気を見事に再現しています。
隣接するオフィスビルは手前の1号館の煉瓦色に合わせて
ビルの外壁が張られレトロな建物との統一感を出していました。

一帯の「MarunouchiBRICSQUARE」はB1~4Fまでショップなどが入った総合オフィスビルゾーン

広い中庭があり、ちょっとお洒落な憩いの場になっています

スクエア1階に入るフランスの有名な高級バター『エシレ』のお店
「エシレ・メゾン デュ ブール」はクロワッサンが大人気で凄い行列ができていました

丸の内のハロウィン




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秋薔薇を撮りに一昨年も訪れていますが久しぶりに鳩山会館へ行って来ました。
大正13年(1924年)に建てられた当時は珍しい鉄筋コンクリート造の建物は
音羽の高台にひときわ美しく輝いていたことから通称音羽御殿とも呼ばれています。

神楽坂からは歩くと少々距離はありますが江戸川橋を通り音羽通りへ・・・徒歩20分程です
さすがに現総理大臣のお爺様(鳩山一郎氏)の邸宅ということもあってか
門を入ると何台もの観光バスが停まりお庭や建物も沢山の人でした。

建物の南側には芝生の庭園が広がり周りには薔薇が植えられています。




階段の踊り場にある豪華なステンドグラス
塔横の緑の一部分が微妙に色が違うのは
由紀夫氏と邦夫氏兄弟が子供の頃キャッチボールをしていて割ってしまい修復した為とか・・・

室内は2階の記念室等一部撮影禁止のお部屋もありますが
その他は応接室など自由に写すことができます。


建物内外の随所に鳩や木菟などの装飾が施されています。



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