京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




京都の梅が全く撮りきれていませんが・・・ 神楽坂に帰省する予定もありバタバタしています
このところの暖かさで枝垂れ梅などは一気に開花が進んでいるようです
関西の名所は京都新聞さんで状況を見ることができます



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京都で最も古い花街といわれる上七軒
お茶屋さんが建ち並ぶ中ひときわ目を引くヨーロッパ調の店構えの「グラース・セゾン」さん
和菓子の老舗「老松」さんの洋菓子部門だそうで本店からも程近い所にあります。

以前にもクッキーやティールームなどを紹介しましたが
先日こちらで頂いたパウンドケーキが美味しかったので載せてみます。

やや小ぶりの型で焼かれたパウンドケーキで普通のサイズよりも少し小さめです。
抹茶とチョコレートタイプがありましたがこちらは抹茶の方
上には渋皮付きの栗としっとりとした小豆がのっていて見た目もなかなか豪華

切ってみるとさらに中にも栗と小豆が入り抹茶生地も濃くて
ずっしりとボリュームもあって美味しかったです。

洋菓子ですが、老松さんという事と栗と小豆と抹茶の素材で
京都らしさもありお土産に良いかもしれません
駅地下ポルタの京みやげコーナーでも購入可!



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東寺や清水寺、舞妓さんや季節の風物詩等々・・・ かわいい版画の絵柄が付いた小箱に
黒豆ちょこや抹茶豆、金平糖、そば茶など好きなお菓子を詰められる版画紙箱「十人十色」

「工芸はなせ」さんから出されているもので
京都らしいちょこっとお土産にお勧め
お値段はお菓子にもよりますが箱に詰めて1個500円前後とお手頃
下はそば茶を入れた様子

沢山の種類の紙箱から好きな柄を選び
好みのお菓子を組み合わせ色々選べるところが楽しいです

京都くろちく祇園倭美坐京都デザインハウス
その他お土産屋さん等で購入することができます。



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室町時代に僧侶の真盛上人が西方尼寺の開祖 盛久・盛春に伝授したと伝わる「真盛豆」(しんせいまめ)
秀吉が北野の茶会で”茶味に適す”と絶賛したとも言われる珍しいお菓子
創業安政三年「金谷正廣」初代さんが明治初年に製法を伝授され作り始めたそうです。

周りの緑は一見抹茶の様に見えますが細かい青海苔がまぶしてあり
大豆きな粉で練った州浜生地の中に炒った丹波黒豆が1粒入っています。
口に入れると青海苔の香りが広がりとても素朴なお菓子ですが歴史が感じられるものです。

茶会でも好まれたということで細川幽斎が”苔のむす豆”と例えたとも言われています。
緑茶に合うというのも確かに抹茶に使う碾茶(てんちゃ)という茶葉は
挽かないものをそのまま頂くと青海苔の様な香りがします。
お茶と青海苔はどこか味覚的に共通性があるのかもしれません。
余談ですが関東よりも関西の方がお菓子にもよく青海苔が使われる様です。
金谷さんの店舗は堀川下長者町のバス停から西に少し行った所
利休井筒や竹皮製編笠入り等の包装のものもあります。
手軽な袋入り(840円)は京都駅地下ポルタの京みやげ百撰でも購入可
テレビや雑誌でもよく取り上げられています。



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錦市場から程近い「京都 虎枝」さん、お店は錦市場と麩屋町通が交差点を少し北に上がった左側
通り沿いに看板が見え店舗は路地の奥にあるのでそこを入った突き当たりが入り口
中に入ると店は板の間で靴を脱いで上がります。
2階はお座敷、1階は掘りコタツ式のテーブル席とカウンターが2ヶ所
坪庭の前にもお一人様用(?)っぽいカウンターがあり小人数でも気楽です。

お昼のメニューは「いたどりご膳」(1500円)「季節限定のお膳」(2500円)
「おばんざいお昼ごはん」(1500円)「天ぷらご膳」(1980円)「炙り親子丼」(1300円)等々・・・

ラストオーダーが14:30なので少し遅くなったお昼でも大丈夫
こちらは「いたどりご膳」、錦市場で仕入れた旬の食材を使ったお料理を中心にしたメニューです。

ぐじの天ぷらに出し巻き卵

森嘉さんのお豆腐を使った湯やっこ

湯葉のおつくり、季節の野菜の煮物

自家製のおじゃこがのったご飯にお味噌汁、漬物

お料理は見た目もヘルシーな感じで味も京風で淡白ですがしっかりと食べ応えがあります。
錦市場から近いので買い物に来た際に京都らしいお昼が頂ける便利なお店
食後にお善哉やわらび餅などのメニューも用意されています。



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つい先日も大徳寺納豆を使ったスイーツを紹介しましたが・・・
こちらは古くから伝わる大徳寺納豆を使ったお菓子『松風』を作られている「松屋藤兵衛」さん
創業は江戸時代後期ということで創業240年の老舗です。
大徳寺さんの南門を出て北大路通を東方向に歩くとすぐにお店があります(大徳寺バス停前)

京都にはこの『味噌松風』を作られているお店が何軒かありますが
松屋藤兵衛さんは有名店の1つ、白味噌と小麦粉、砂糖そして大徳寺納豆を使った
独特の風味と食感が美味しいです。

同じ松風でもお店によって材料の配合や焼き方が微妙に違うので
ややフワっとした柔らか系の「松屋常盤」さんと
モチモチと弾力のあるハード系の「亀屋陸奥」さんの丁度中間の様な食感で
フワっとした中にももちもちとした歯ごたえがあり大徳寺納豆が利いています。

自宅用は10個入り840円とお値段もお手頃で食べやすいように切ってあります。
緑茶の他に中国茶にも合うそうです。
甘い生地の白味噌の風味と大徳寺納豆の塩辛い味のバランスが美味

他にも砂糖菓子の「珠玉織姫」や麩焼き煎餅「花寄せ」、焼き菓子「松葉」などがあります。

「福耳」といわれる味噌松風の美味しさが凝縮された切れ端は
運が良いと買うことができます
営業9時~18時(木曜定休)



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幸せそうな2人の足取りがほほえましいワンショット・・・
京都では世界遺産に認定されている有名な神社仏閣で神前結婚式を挙げることができます。
大安吉日の日曜日や祝日特にお天気の良い日には結婚式に遭遇できます。
有名な所では平安神宮や下鴨神社、八坂神社や北野天満宮等々・・・
白無垢姿の他にも下鴨さんでは新郎は衣冠、新婦は十二単という特別挙式もできるそうで
費用60万円とお値段は張りますが一生の思い出には良いかもしれません。
八坂神社では1日1組平日のみ本殿結婚式もできるそうです(土日・祝日は舞殿、儀式殿等)



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昨日の「宗禅」さんの横の道(浄福寺通)を南に下がって行くと
やがて右側に大きな町屋造り風の横に長い大きな建物が見えてきます。
こちらは西陣の帯地製造メーカーの「渡文」さんの店舗兼住宅で
中はミュージアムにもなっていて能装束や帯地、手織物などが展示されています。

入館料は500円ですが談話室コーナーには
セルフでコーヒーや紅茶、お茶などのサービルがあり
おかわりも自由で一息つくには良い所かもしれません
工房では手織り体験などもできるそうです(要予約)
お隣はゲストハウスの「連獅士」さん、2段ベットなどもある
アットホームでリーズナブルな宿泊施設

カフェもされているみたいです。
近くの岩上さん(岩上神社:岩上祠)

かつてこの巨石を二条城の南から内裏の築山へ移そうとしたら
吼えたとか、小僧に化けて神泉苑で怪をなしたとか伝わると書いてあります。
子供に化けた事も有るので禿童石とも呼ばれるとか・・・
もともと二条堀川にあったらしく後水尾天皇女御の御所に移したところ
怪異が起こり真言僧がこの地に移し、岩上寺の本尊として祀り
婦人の授乳神として信仰を集めたとの事が駒札に書いてありました。


余談になりますが西陣大宮商店街の京菓子司「八勘本店]」さんは
昨年夏でお店を閉めらたそうで後は駐車場になってしまいました。
かわいい上用饅頭『雪うさぎ』が有名でしたが・・・残念



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西陣の京あられ処菓匠「宗禅」さん
以前は鞍馬口通の少し北にありましたが2年程前に寺之内通沿いに移転し
現在は美しい町屋造りの茶房を兼ねた店舗になっています。

中に入ると手前が店舗、奥が茶房です。
茶房でゆっくり~と思いましたが取材らしき人達(?)がいたので
あられを買って帰ることに・・・
お店の方が2月限定の「北野の梅」と一緒にお茶を出して下さいました。

あられは小皿に取って試食することができます。

食べてみて好みのものをいくつかアラカルトで選んで来ました。
まずはこのお店の人気商品「朱珍」(しゅらん)
京都ブライトンホテルのVIPルームのお菓子とていも使われているそうで
あられが乗ったお皿も海老煎餅で出来ていて食べることができます。
ほんのりと海老の風味がして意外にも美味

同じく代表銘菓となっている「上朱珍」
新聞や雑誌などで多く紹介されているそうで
亀や桜などをかたどった京あられ
ひとつひとつ丁寧に焼き上げらている感じが伝わってきます。

上の2品がこちらの代表あられのようですが
個人的に気に入ったのは和三盆あられ「卯槌」(うづち)
一見雛あられのようなかわいい彩で
抹茶、柚子、胡麻、梅、肉桂など味がそれぞれ違い
京都らしい繊細さや味が表現されています。

「卯槌」を少し大きくした様な四角い形の「綴」(つづれ)も
和三盆を使ったもので1年12ヶ月を表現し12種類のあられが入ったもの

九条ねぎと味噌を使った「上唐」(じょうから)
真ん中に穴の開いたかわいい形が宗禅さんらしいあられで
小皿の上にのせられているのでそのまま出して食べるのに便利な形になっています。

そして茶房で頂けそうな半生のおかき「本しぼ」は
商品名には”やわらか餅”となっていますがお餅ではなく塗れおかきの様なもの
たっぷりと小倉餡を染み込ませたおかきに
抹茶やきな粉をふりかけて頂くという面白いもので
甘~いスイーツのようなおかきです。
このようにセットになっていて食べる直前に自分でふりかけます。

気になる奥の茶房のメニューはぐるなびさんで詳しく見ることができます。
和三盆揚げあられ「糸くり」という商品がよく雑誌やテレビなどで紹介されているもの
パフェや焼きアイスなんていうのもあって面白いです。

西陣はバス等で行くにも少し不便ですが
車はお店の裏に専用駐車場があるので便利



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”西陣の聖天さん”と呼ばれる「雨宝院」さんの南門前に沢山の瓦が埋め込まれた築地塀が広がっています。

京都ではよく目にする築地塀ですがここは特に無数の瓦と長く続く距離が見事で
ぐるりと回りを一周すると敷地もかなり広いです。

中は「本隆寺」さんという室町時代に開山された法華宗真門流の本山で
天明にあった西陣の大火にも本堂が焼け残ったことから
不焼寺(やけずのてら)という異名もあるそうです。

埋め込まれた沢山の瓦は昭和35年の大改修の際にに出たもので
役目を終えた本堂などの屋根瓦が使われているそうです。


嵐山の天龍寺さんの勅使門の横などでも
瓦が埋め込まれた築地塀を見ることができます。

本隆寺さんとはまた少し違った趣でそれぞれのお寺の特徴が出ています。

余談になりますが東京では谷中の観音寺さんに瓦が埋め込まれた築地塀があり
一直線に規則正しく埋め込まれているのが見事です。
写真が何処かに行方不明になってしまったので見つかったらアップしておきます



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