京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




大原の三千院さんから呂川の上流に沿って山道を歩いて行くとやがて「来迎院」さんに辿り着きます。
この山深い静かなお寺は天台宗の古刹でお経に独特の曲をつけて歌う『大原声明』発祥の地ともされています。
本堂には国の重要文化財に指定される藤原時代作の薬師、釈迦、阿弥陀如来の三尊が安置され
美しいお姿を拝することができます。
石段を上り境内の一番奥にあるお寺を建立した良忍上人の御廟三重石塔(重文)
  
秋の紅葉シーズンには沢山の人が訪れる所ですが
晩夏の強い日差しが降り注ぐ境内は人もまばらで静寂に包まれていました。

来迎院さんの山門を出て呂川沿いを更に上って行くと
ごろごろと石がころがる急な山道が10分程続きやがて滝に辿り着きます。

この滝は「音無の滝」(おとなしのたき)と呼ばれ
良忍上人が声明の修行中に滝の音が声と調和し滝の音が消えたことから
その名が付いたと伝わっているそうです。
さすがにここまで来ると気温もだいぶ下がりほっとでき
涼しげに岩肌を滑り落ちる水にも癒されます



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建物の老朽化による建て替え工事が行われていた「赤城神社」
先日完成した本殿では8月22日(日)遷座祭(せんざさい)が行われました。
以前とはすっかり変わった境内は真新しい拝殿や神楽殿が設けられ
右側にはマンションゾーンもできかなり近代的(?)な造りになっています。
立派になった朱色の鳥居は以前よりも大きく道路側に移動し存在感を増していました。
  
鳥居をくぐり参道を歩いて行くとやや左の位置に本殿が移動し
高さを設け階段で上る形になり、上った所に拝殿とその左側に神楽殿ができています。
(左側は蛍雪天神さんでした)
下部分にはホールやカフェになるそうで結婚披露宴の他
伝統芸能や演劇、コンサート、展示会など様々な用途に利用できるということで
今までよりも更に進化した神楽坂の鎮守様になりそうです。
  
今後の行事は9月17日(金)竣工奉祝祭
9月18日(土)神賑行事 9月19日(日)宮神興渡御
9月20日(月)遠州茶道宗家・家元による献茶式
などがとり執り行われる予定だそうです。



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本隆寺さん近くの「首途八幡宮」(かどではちまんぐう)さんは
源義経が奥州平泉に出発する際も旅の安全を祈ったと伝わる神社で
知恵光院通沿いの鳥居をくぐり奥へ歩いて行くと小さい石段が左右にあり
急な階段を上った所に本殿があります。
”首途”(かどで)とは出発を意味するそうで旅行の安全祈願などで信仰を集めているそうです。
ここにもひっそりと百日紅の花が咲いていました。
  

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京都16本山の1つ「本隆寺」さんは法華宗(真門派)の総本山で
大火を逃れ残る本堂は16本山の中で最も古いとされ
京都府指定文化財にもなっています。
かたわらには紅色の花が咲く大きな百日紅の木があり夏の境内を鮮やかに彩っています。

百日紅は仏教の聖樹である沙羅双樹に似ていることから
寺院などに植えられていることが多いのだそうです。
木はまだ小さいですが本堂を挟んだ反対側には白い花も咲いています。



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西陣のお蕎麦屋「にこら」さん
昭和初期の京町屋を改装したというお店は外観も内装も
すっきりとしたデザインの和モダンといった感じ
一見お蕎麦屋さんらしからぬ雰囲気で中に入ると
ガラス越しに蕎麦打ちコーナーがあり洗練されたお洒落な空間です。

店内は楢の木で作られたという大きなカウンターとテーブル席
奥の坪庭にもテラス席が設けてあります。

にこらさんのお蕎麦の特徴は収穫期に仕入れた新蕎麦を冷蔵保存し
その日使う分だけ粉を石臼で挽くという自家製粉
粗挽きしたそば粉を丁寧に手打ちにした混ぜ物無しの十割蕎麦です。

普通十割そばというと若干食べにくいお蕎麦が多いですが
こちらの十割は繊細に切られていて食べやすく蕎麦本来の味と香りが楽しめます。

辛味大根を付けたおろしそばを頂き
デザートには「そば白玉入りぜんざい」を・・・
お蕎麦屋さんとは思えない美味しさ
丁寧に炊かれた丹波大納言小豆の中にそば粉入白玉が入っています。

西陣の知恵光院通と五辻の交差点を北に上がった西側
本隆寺さん東側の正門を出たお隣がお店です。



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残暑の強い日差しを浴びながら拾翠亭前の九条池では百日紅が鮮やかに咲いています。
この花は”百日”と付くだけあって開花時期が長く
彩りの少ない夏の時期にも唯一撮りに行こうかな~?と思える花です。
    
御苑内には百日紅の木が多くあちこちで見ることができます。
九条池の他にも寺内御門や閑院宮邸跡東側、下立売御門脇、建礼門前等
さすがに全部回ると汗だくになるので1,2ヶ所が限界?  



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京都国立博物館はH25年まで平常展示館建替工事中ということで
正門の辺りもまだ工事用のテントが張られていますが
前の大和大路通は百日紅の花が満開になっています。

夕方近くに出かけましたがそれでもさすがに暑い!
養源院さんの花も撮ろうかと行ってみましたが4時に閉門していました。
豊国神社前、中央分離帯の百日紅



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窓からこぼれるブルーの光と青いテントが涼しげな「喫茶ソワレ」さん
「フランソワ」さん「築地」さんと共に京都三大老舗喫茶の1つとされ開業は昭和23年
四条通りから高瀬川沿いを西に入った西木屋町通に面した所にお店あります。
中に入ると室内は”ソワレブルー”とよばれる青い光に包まれ
こぢんまりとした1階はクーラーもきいていて更に涼しい気分
店名は”夜会”とか”夜の時間”という意味のようですが
照明もかなり暗めでBGMも流れることのない静かな空間です。
  
壁には画家東郷青児の絵画が飾られていますが東郷さんご自信もしばしば立ち寄られたとか・・・
階段や壁に施されてりる木彫も有名な彫刻家(池野禎春)の作品
外壁には祇園を愛した歌人(吉井勇)の歌が刻まれ
いたるところにレトロな香りが漂う老舗喫茶という感じです。
こちらで一番の人気メニューは「ゼリーポンチ」
ソーダ水の中にカラフルなゼリーとフルーツが入った面白い飲み物?(食べ物?)
お店の雰囲気に合ったソワレさんならではのものです。
  
暫し休んで心身共にクールダウン外に出るとまたモーレツな暑さ
高瀬川沿いには喫煙コーナーが設けられていました。



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今年の『そうだ京都、いこう。』夏バージョンは清水寺ということで思いっきり青空を撮りたかったのですが・・・
あいにく雲の多い写真になってしまいました
仁王門をくぐらず左の道を下ると随求堂横に咲いている百日紅の木を見上げることができます。
  
阿弥陀堂前の青紅葉が夏の強い日差しを浴びて朱色のお堂に映えていました。

京都もとにかく暑い! でも京都に居ると何故か不思議と落ち着けます
  



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