京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




市街地からは少し離れますが今回泊まった「ホテルアソシア高山リゾート」
神楽坂の家族おすすめホテルなので一度泊まってみることに・・・
  
高台のリゾートホテルで、さんまちなどの観光エリアから距離はありますが
駅前から1時間おきにホテル専用のピストンバスが出ています。
雪が残る北アルプスの山々を見ることができ眺望が良く気分がいい所

特におすすめなのが温泉棟の最上階にある展望風呂

一番奥の露天風呂は不思議な造りで
湯船が宙に浮いているような錯覚になり
お湯につかると水面と景色が一体になるような感じ・・・

夕食は和・洋食を選べ、どちらも地元の食材や飛騨牛が楽しめます。
和食は飛騨牛の朴葉焼き、お肉の下に味噌がひいてあり
ふつふつと煮たってきたところを肉とからめて食べるというもの
  
前菜と地酒(山車のにごり)濃くて美味しかった~
  
椀物は春らしい桜の道明寺饅頭    甘海老と鯛のお造り
  
鯛の酒蒸し                 山菜の天ぷら(タラの芽、こごみなど)
  
地酒も色々揃ってました

客室はスタンダードでも十分な広さで
椅子などの設備も良くゆったりしていてリゾートホテルらしい雰囲気
(因みにアソシアさんはシングルは無く全てツインorトリプルor和室)

朝食は普通のバイキング形式
広々としたヨーロピアン調のダイニングルーム

焼きたてのクロワッサンやパンケーキが美味しかったです
和食コーナーには地元の漬物や、きのこ汁もあって高山らしいメニューも揃ってました。
  
たまたまなのか泊まった日は外国人観光客が多く
夜のお風呂などは凄い混みようで圧倒されましたが宿泊棟は別だったので静かでした。
売店も充実、殆どここでお土産が揃うかも?ホテルから宅配で送れます。
  
なかなかゆっくりできて良かったです。
夜も9時頃まで駅を往復するバスが出ているのでライトアップや買い物などにも便利



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高山のお隣、飛騨古川はJR高山線特急では1つ目の駅で15程で行けます。
街中を流れる瀬戸川と、その横に建ち並ぶ白壁土蔵のエリアが一番の観光スポットで
江戸幕府の天領地であったことから今でも城下町の風情漂う美しい町並みが残されています。

高山よりも小ぢんまりとしていて静か
瀬戸川にはビックリする程の大きな鯉が泳いでます
  
古川にも飛騨地方の町屋が多く見られます。

瀬戸川沿いの枝垂れ桜

古川も高山同様、祭が有名で各町内に屋台蔵があります。
  
春の高山祭の少し後に行われるようです。

造り酒屋の杜氏モニュメント
  
この地方独特の風習なのか杉玉には屋根が付しめ縄がかけられています。

自社牧場を持つ「牧成舎」さんのカフェ

行った時は定休日なのかお休みでした
  
ホテルの売店に牛乳とアイスが置いてあったので購入~
ミルクが濃くて美味しいバニラでした。

古川には「豆つかげ」という面白い郷土菓子があります。
炒った大豆をほんのり甘い生地で固めて揚げたもので素朴で味しい
後藤酒店さんというところで手造りのものが売られています。
  
240年続く和ろうそくの老舗店、NHK連続ドラマのモデルになった事でも有名
  



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市街地に建つ国分寺は全国にある寺の1つで、天平18年(746年)の創建
三重塔の横ではちょうど桜が満開になっていました。
境内の大銀杏は天然記念物に指定されている樹齢約1200年の見事な大木
幹の途中、地上50m辺りに仏様を見ることができますが
元々は低い所に安置されていたところ樹が育つにつれて
上へ上がって行ったとか・・・3体の仏様がいるそうです。
    
市街地を流れる宮川の伏流、江名子川は高山城のお堀の役目もしていた川で
川畔には桜並木が続き、桜橋と呼ばれる朱色の橋の近くは満開の桜が見頃で
訪れる人は少ないですが中橋とは違った名所かもしれません
  
橋詰の茶道具屋さん
  
明治時代の建物を復元したという高山市図書館
白い外壁と明るいグリーンのコントラストが美しいフランス風の校舎を模した建築

高山城があった場所は城山公園という形で残されています。
飛騨高山の初代藩主、金森長近の銅像が建ち
ここも桜の名所になっていて市民の憩いの場的という感じの所

城山公園を下って来るとさんまちの辺りに出て来ます。
  
高山市政記念館、明治28年高山町役場として完成した建物

斜め前にある蕨餅の美味しいお店「いわき」さん
行った時は連休前の休みで残念・・・
  
全国でも現存する唯一の代官所として有名な「高山陣屋」
徳川幕府が飛騨を直轄地とした後300年以上もの間使われていたそうで
市内でも定番の観光スポットの1つ

江戸時代から続く高山の朝市、宮川沿いと陣屋前の2ヶ所で朝6時~昼頃まで
野菜や民芸品、漬物などを売る店が建ち並びます。鍛冶橋の手長様
出雲神話に出てくる手長様は高山祭の屋台についていた彫刻だとか
向こうに見える緑色の橋が柳橋、その先に赤い中橋があります。
  



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高山の伝統的な町屋建築はあちこちで見られますが
観光スポットとして建物内部まで見ることができるのが吉島家住宅と日下部家住宅
市街地景観保存区域に指定されている豊明台町保存区域と呼ばれる町並みに建っています。
漆喰の塗壁と面格子、板塀、屋根庇を受ける腕木の小口の白塗りなど
かなり立派なもので外観を見るだけでも圧巻!

京都の町屋とはまた違った意匠や趣で迫力があります。
  
内部の柱や梁の立体格子が見事なことで有名な吉島家住宅
造り酒屋を営む豪商で高山の伝統技術の春慶塗も各所に施されています。


  
造り酒屋の板塀

  



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小京都とも呼ばれる高山は”さんまち”と呼ばれる古い町並みが続くエリアがあり情緒たっぷり
連子窓や出格子の町屋が連なり一之町、二之町、三之町と通りごとに名前が分かれ
一番メインの上三之町には伝統工芸品を売る和雑貨のお店やレトロな和カフェ、造り酒屋などが賑やかに並んでいます。
  
車は通行止めになっているの散策するのも落ち着いて歩けます。
人力車をあちこちで見かけますが、高山は全国の観光用人力車の元祖なのだとか・・・
今の時期、どの店先にもテッセンの花鉢が置かれ
黒い格子に紫色が映えよりいっそう美しい街並みになっています。

古木版による紙に描いた絵馬の伝統を受け継ぐお店、松倉絵馬

5つの蔵があるという初代高山市長の商家のお屋敷を改築した和カフェ
  
木版画の小物やぬいぐるみ
  
高山といえば朴葉みそも有名!この土地の風習なのか神棚が軒先に置かれています
    
中橋のライトアップの後、夜のさんまちへ行ってみましたが
お店は早く閉まり、外灯の明かりだけがほのかに光っていました。

造り酒屋の明かりだけが灯る昼間とは違う静かな街並み
   



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飛騨高山まで行って来ました。
京都からは新幹線で名古屋まで出て高山線に乗り換えるのが最もポピュラーな方法ですが
八条口から高速バスも出ていて直通で高山まで行くことができます(所要時間約4時間)
寒さが厳しいこの地では桜の開花は他よりもかなり遅く、20日過ぎによううやく咲き出したソメイヨシノが
今週に入ってから気温の上昇で一気に満開になり、街の中心部を流れる宮川の観光スポット中橋付近は
朱色の橋に桜のピンクが映え見事な風景が広がっていました。
  
高山の隣駅、飛騨一之宮には樹齢1100年を超える国指定天然記念物「臥龍桜」がありますが
行った時はまだ開花したところで、これから満開を迎えるようです。
  
桜の時期に合わせ中橋付近では夜のライトアップも行われます。


  
京都とは趣の違った幻想的な夜桜



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「六孫王神社」は京都駅八条口から歩いて15分程の所にある神社で
すぐ横には新幹線が走り、近くには東寺があります。
祭神の源経基(みなもとつねもと)が清和天皇の六男を父として生まれた為
六男の六と天皇の孫ということで”六孫王”と呼ばれていたことから神社の名前が付いたそうで
十五才に元服し”源”姓を賜わったということで源頼朝のルーツということにもなります。
境内ではそろそろ藤の花や牡丹が咲き始めています。
  
経基王は牡丹の花が好きで邸宅には沢山の花が植えられていたようで
その花園が嵯峨まで続くほどあったとか・・・神社紋も牡丹としたと伝わるそうです。
シャクナゲや山吹、ツツジなども咲きだし、こぢんまりとした境内ですが
不思議に清々しい感じのする場所です。



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少々遠出していた為アップが遅くなりましたが週始めの「六孫王神社」
八重桜と御衣黄が満開、すっかり葉桜になったソメイヨシノの奥で見事に咲いていました。
  

  



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日頃は拙ブログをご覧頂き誠にありがとうございます
少々更新ペースが空き次回更新は来週中頃の予定です



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京の桜も葉桜になりつつありますが花見団子や桜餅などの春らしいお饅頭
地下鉄東山駅を降り三条通から柳並木が続く白川沿いを南方向へ少し歩くと
川沿いに「餅寅」さんというお饅頭屋さんがあります。

店舗の角に『明智光秀墳』と書かれた石碑が建ち
路地を入った所に光秀の塚があります。
代々この首塚の管理をされているそうで看板商品は「光秀饅頭」
店には江戸時代の看板も掲げられています。

青蓮院のご用達「一文字屋」と言う茶店をやっていたことから
店の奥には一筆で書かれた大きな”一”という文字も掛けられ
小ぢんまりとしていますが歴史を感じるお店です。

トップ写真の一番上斜め左焼印が押してあるのが”光秀饅頭”
これは抹茶バージョンですがプレーンは黒糖饅頭
テレビ番組「今夜はヒストリー」本能寺の変でも紹介された事があるとか・・・
三色だんごに桜餅、黄な粉のかかった草餅とどれも美味しいお饅頭でした。
「おぼろ月」は餡の入った和風バームクーヘン、珍しくて以外な美味しさ
日保ちするのでお土産にも大丈夫です

因みに「餅寅」さんは近くの「白川庵」という旅館もされていて
京町屋を1棟借りることのできる面白いスタイルの宿泊施設
1泊朝食付きで2名~9名まで泊まれるそうで1棟1泊28000円~
京都の町屋を楽しみたい人に良さそう
平安神宮や知恩院などにも歩いて行ける便利な場所です。 

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