小浜は古くは奈良時代以前から天皇家の御食糧を献上する国として栄えたそうで
平安時代の仏像や鎌倉時代の寺宝が数多く残り
国宝や重要文化財指定のお寺が点在しています。
806年、坂上田村麻呂によって創建されたと伝わる古刹「明通寺」さんは
本堂と三重塔が国宝に指定されている有名なお寺。
山の斜面に沿って仁王門、本堂、三重塔が高低差をつけて建てられています。
大正時代に大掛かりな解体修理が行われたようですが
古びた本堂の木材の感じなど京都のお寺ではあまり見かけないインパクトのある外観。
本堂に対して斜めに続く参道も独特の雰囲気があります。
街中からは少し離れているので車がないと行きにくい場所ですが
福井県唯一の国宝の建造物で一見の価値はありです。