京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




妙心寺の南門から入ると直ぐ右手にある塔頭寺院「龍泉庵」さん、妙心寺四派の1つ龍泉派の本庵で
塔頭の中で最大規模を誇る方丈を持っています。

開祖500年遠忌に合わせて描かれた由里本出氏作の100面におよぶ障壁画が見応えのある特別公開
上は仏教が西から東へ伝来する様子を表したという越前海岸「種々東漸図」

門を入ると左手に庫裏

山茶花が咲いています。
 
 

長谷川等伯の「古木猿候図」や狩野探幽「観音龍虎図」、昇竜図などは撮影禁止ですが
障壁画は自由に撮影できます撮影禁止が多い中嬉しいです。

白砂と松、杉苔だけでのシンプルな方丈庭園

方丈の杉戸絵
 

沙羅双樹(夏椿)が描かれた樹下寂静の間、白い花と緑が印象的な美しい障壁画。


菩提樹が描かれた黎明開悟の間



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今年も3月18日まで非公開文化財特別公開「京の冬の旅」が開催されています。
テーマは”京都にみる日本の絵画~近世から現代~”ということで
長谷川等伯や狩野山楽など、若冲から現代の画家まで障壁画などの寺宝が特別公開されています。
 
徳川三代将軍家光が春日局の冥福を祈るために創建した妙心寺の塔頭寺院「麟祥院」
方丈の襖絵が見所で、海北友松の子、友雪が描いた雲龍図が見事
江戸時代初期の傑作にも数えられている雌雄一対の迫力ある水墨画です。

境内には桃山時代に作られた御霊屋(おたまや)とよばれる建物があり
小堀遠州作と伝わる春日局坐像が安置されています。

寺のあちこちで見られる寺紋「隅きり角に三紋」は春日局の嫁ぎ先稲葉家の家紋
 

冬の旅は8年ぶりの公開ということで入ってみたかった寺院の1つでしたが
春日局が家光から賜った百椿図屏風」も印象的でした。



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かつての花街、神楽坂の情緒を残す兵庫横丁、竹筒で飾られた門松が印象的。



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