少々東京の記事を載せてみます江戸情緒ある「人形町」
東京駅から距離的にも以外と近い場所にあり日本橋のお隣といったところ。
面白い地名ですが名前の由来は江戸時代この辺りは賑やかな歓楽街で
歌舞伎をはじめ浄瑠璃芝居や人形操り芝居などが多く
それに携わる人形師さん達が大勢住んでいたことから”人形丁通り”と呼ばれていたそうで
関東大震災後以降の”人形町”と呼ばれるようになったようです。
メインストリートの人形町通りには江戸の賑わいを再現した時計台がいくつか立てられ
時間がくると(多分1時間おきだと思います)火消しのからくり人形などが登場します。
江戸時代は有名な歌舞伎二座があったそうでかなり賑やかな街だったようです。
今も観光名所としては近くに「水天宮」さんがあります(文政元年1818年創建)
安産祈願と水難よけの神様で特に安産祈願にご利益があり境内はいつも沢山の参拝者さんです。
古くからの老舗も沢山残っています。
メトロ駅の近くの「玉ひで」さんは創業宝歴10年(1760年)
軍鶏料理の有名店で特に親子丼が人気、お昼時は行列ができます。
明治17年(1884年)創業の京菓子司「壽堂」さん
看板商品は『黄金芋』、素材に肉桂が使われているので
お店の近くまで行くと何処からとも無くシナモンの良い香りがしてきます。
中に入ると一瞬京都に居るような?風情あるお店
黄金芋といっても実際にお芋は使われていません
お芋を形をした焼き菓子で中に白いんげん豆の黄味餡が入っています。
とても美味しく遠くから買いに来るお客さんも多いようです。
交差点角にある人形焼の「重盛」さん
『壷焼』という珍しい人形焼があり
やや大きめに焼かれ壺の形状に餡がたっぷり~
1つでも食べ応えのある人形焼です。
「近為」さん人形町店
人形町今半本店さん
東京の三大鯛焼きの1つ「柳屋」さん
「駄菓子バー」
路地裏にある防火用井戸、江戸時代明暦の大火で消失した人形町一帯
それを機に遊郭や芝居小屋などが他に移されてしまったことから
今でも防火には特に気を配っているそうです。
人形町続く・・・