京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




人形町でお昼を食べようという事で、向かったのは「芳味亭」さん
歌舞伎役者さんも楽屋飯を頼むことがあるという洋食のお店で
お座敷で食べる昔ながらの懐かしい洋食が有名。
昭和8年創業の風情ある建物は元は呉服屋さんだったそうです。

中に入ると1階はテーブル席が少しありますが
2階はお座敷になっていて座卓置かれそこで食事を頂くというスタイル
お茶とお箸が出されお料理屋さんの様な雰囲気です。

メニューはかなり豊富でカレーライスやスパゲッティ
グラタン、オムレツ、ハヤシライスといった
古くからある洋食屋さんらしいものが揃っています。

姉に言わせるとここはシチューがお勧め!ということですが
メニューは”シチュー”ではなく”スチュー”となっています
江戸っ子は”サシスセソ”が上手く発音できないので
当初の”スチュー”をそのまま残しているのかもしれません。
その”スチュー”が入っている洋食弁当というのを頂く事に・・・

洋食弁当の上(2350円)は2段になっていて料理とご飯に分かれています。
中に入る揚げ物はカツかクリームコロッケかを選べ
他はビーフスチューにポテトサラダ、ハムといった具合。
カツの陰になって上手く撮れていませんがシチューは
4工程を20日間かけて作られるというデミグラスソースで
しっかりと煮込まれ、大きなビーフがゴロっと入り
濃くがあるのにしつこくなくとても美味しいです。
サイドメニューでとった芝えびのグラタンもソースがとても美味しく
時間を丁寧に作られているのだろうな~という優しい味でした。

人形町は他にも老舗の洋食屋さんが多いことで有名で
特にこちらの芳味亭さん、小春軒さん、キラクさん辺りが
三大洋食屋(?)と言われているらしいです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )