イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

2015年渓流シーズン開幕したけど…

2015年03月02日 | 渓流レポート
昨日3月1日、ついに岩手の渓流釣りが解禁した。
しかし…朝から雪が降り、気温も午前8時で「-3℃」。
いまだに痛む足を引きずりながら、
何はともあれ釣仕度を整えて気仙川へと向かった。

途中の種山高原あたりから道路にも雪が積もり、
温度計を見ればここも「-3℃」。

今年は日曜日の解禁とあって、相当の人出を覚悟したが…
ここ数年の解禁ポイントには誰もおらず、思わずニヤリ。
それから釣スタイルを始めようとしたが…
やはり不自由な右脚では、なかなか捗らず、
いつもの倍の時間をかけてようやく川に立てた。

時計を見れば午前9時20分。気温は「-1℃」。水温4℃。
相変わらず雪は降り続けていたが、風は微風程度。
これなら何とか釣になるだろう、と足を引きずり川に立った。
水面は…ノーライズ。

しかし、この時僕は、そこで解禁日を完結できた気がした。
11月の不慮の事故で入院してから、3月1日に川に立てるかどうか…?
なかば諦めてもいた。
それが、まずはひとまず、川に立てるまでには回復した。
それだけで昨日は納得できた。
川に立ち、流れの中で煙草に火を付けた。
今年初めての川で吸う煙草…。
嫌煙家の方々には申し訳ないが、川で吸う煙草は本当に旨い。

10時頃までライズを待ったが、ウンともスンとも気配がない。
ダメ元でフライを流してみたが…ノーライズ、ノーフィッシュ。
30分ほどで僕は解禁日の釣りを諦め、竿を納めた。

帰り道、住田の国道の温度計は、午前11時頃「-1℃」だった。
まぁ、どうあっても天気には勝てないので、
次回は、お天道さまのご機嫌を伺いながら行ってみたい。