イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

立丸峠を越えて

2014年06月26日 | 川と森の話
毎年、誕生日には一人で川に出掛けることにしている。
すると・・・きまって新しい発見や納得の釣りをすることが出来る。
山の神様からの祝福なのだろうか・・・。

そんなわけで、今年は遠野の川を目指して早朝に出掛けたが、
国道340号線沿いの小烏瀬川まで来たところで、
何故か・・・山の神様に呼ばれたような気がして、
そのまま立丸峠を越えて、薬師川に入ることにした。

先週からの雨続きで、川はやや増水気味だったが、
川の水は相変わらず透明で、岸辺に立つとかすかに魚の匂いがした。
ただならぬ予感がして、思わず川面を凝視すると・・・
なんと、あちこちで魚がライズしている。

早速#16のCDCダンを流すと・・・小型の山女魚が一発で出た。
その後も小型の山女魚が立て続いたので、
場所を代えて岩魚を狙うことにした。

すると狙いのトロ瀬で、静かなライズが二つ。
明らかに岩魚のライズ。
何投目かで、ようやくフライに魚が乗ると、狙い通りの岩魚。
しかもソコソコのサイズ。
これは、オフシーズンの燻製用にありがたくキープした。
その後、岩魚ばかり5尾をキープして、短時間で竿を納めた。

こんな日は、納得の釣りが出来たところで川を上がるのがちょうど良い。
その帰り道で、ワラビを探し、適量だけ頂き、
湧き水を汲んでのんびりと家路に着いた。

そして、自宅に帰ってからは、年老いた親父の小言を聞きながら、
草刈作業で汗を流した。

お蔭様で今年も充実した誕生日を迎えることが出来ました。
お祝いのメッセージをお送り頂いた方々に、
改めて御礼申し上げます。