五条川のお花見散歩も最終盤となった頃、
場所は犬山市羽黒でツル性植物が花を咲かせているのを見かけました。
じっくり見るとサルトリイバラの花でした。
以前、江南市布袋町にある大口屋の麩まんじゅうである餡麩三喜羅の記事を書いた時に布袋町近辺にサルトリイバラが無いことから、何処から葉を入手していたのだろう?
ということを書いたのですが(その時の記事へのリンク)、改めて大口屋のホームページで確認したら開発されたのが1973年とのこと。
この時代であれば車も普及していて葉を採取して運ぶのは容易ですので使われても何ら不思議ではありません。
記事を書いた当時、しっかりと調べていなかったことに今更ながら気づきました・・・
何故、そう思ったかというと濃尾平野ではサルトリイバラを見かけないからです。
実際に先日サルトリイバラを見たのは濃尾平野の縁で近くに山が迫っているところでしたので平野部とは言い難いところがありました。
身近に無いサルトリイバラの葉使ったお菓子を開発した意図はなんであったのだろうか?
以前、尾鷲の海岸線を歩いた時に「おさすり」というサルトリイバラの葉で包んだお菓子を見かけたし、千代保稲荷の参道でも見かけているので大口屋に限ったことでは無く麩饅頭やかぎらず餅といったお菓子包む食文化は全国各地にあります。
そういった利用を見て当時の大口屋の店主は人気の餡麩三喜羅を作り出したのだろうと思います。
今度、大口屋に出向いた時に店員さんに聞いて真実を聞きたいという気持ちに切り替わりました。
あと、根茎を乾燥させたものは「菝契(ばっかつ)」という生薬になります。
実際に生薬になった状況を見たい方は各務原市川島にある内藤くすりの博物館に足を伸ばしてください。
実物展示があります。(菝契の読み方は「ばっかつ」←正体は?)へのリンク
サルトリイバラも調べてみると興味深い植物なのですが、名の由来である「猿も引っかかるような、トゲがあること」はどう見ても不思議なんです。
実際にトゲはあるのですが、とてもサルが引っかかるほどするどいトゲは無いからです・・・
何度見てもにわかに信じがたいと思うのは私だけでしょうか?(管理人)

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場所は犬山市羽黒でツル性植物が花を咲かせているのを見かけました。
じっくり見るとサルトリイバラの花でした。
以前、江南市布袋町にある大口屋の麩まんじゅうである餡麩三喜羅の記事を書いた時に布袋町近辺にサルトリイバラが無いことから、何処から葉を入手していたのだろう?
ということを書いたのですが(その時の記事へのリンク)、改めて大口屋のホームページで確認したら開発されたのが1973年とのこと。
この時代であれば車も普及していて葉を採取して運ぶのは容易ですので使われても何ら不思議ではありません。
記事を書いた当時、しっかりと調べていなかったことに今更ながら気づきました・・・
何故、そう思ったかというと濃尾平野ではサルトリイバラを見かけないからです。
実際に先日サルトリイバラを見たのは濃尾平野の縁で近くに山が迫っているところでしたので平野部とは言い難いところがありました。
身近に無いサルトリイバラの葉使ったお菓子を開発した意図はなんであったのだろうか?
以前、尾鷲の海岸線を歩いた時に「おさすり」というサルトリイバラの葉で包んだお菓子を見かけたし、千代保稲荷の参道でも見かけているので大口屋に限ったことでは無く麩饅頭やかぎらず餅といったお菓子包む食文化は全国各地にあります。
そういった利用を見て当時の大口屋の店主は人気の餡麩三喜羅を作り出したのだろうと思います。
今度、大口屋に出向いた時に店員さんに聞いて真実を聞きたいという気持ちに切り替わりました。
あと、根茎を乾燥させたものは「菝契(ばっかつ)」という生薬になります。
実際に生薬になった状況を見たい方は各務原市川島にある内藤くすりの博物館に足を伸ばしてください。
実物展示があります。(菝契の読み方は「ばっかつ」←正体は?)へのリンク
サルトリイバラも調べてみると興味深い植物なのですが、名の由来である「猿も引っかかるような、トゲがあること」はどう見ても不思議なんです。
実際にトゲはあるのですが、とてもサルが引っかかるほどするどいトゲは無いからです・・・
何度見てもにわかに信じがたいと思うのは私だけでしょうか?(管理人)



