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専門用語より一般用語

2018-01-16 04:08:07 | ビジネス実用

 おはようございます。

 普段、業界の専門用語を何気なく使っているかもしれませんが、それまで勤務していた会社や部門の慣用的な言い方かもしれません。若い人が使う省略形の表現も厳禁です。文章や言葉も平易な、一般用語を使うことが大事です。

 文字が増えますが、仕方がありません。DBMSではなく、データベース管理システムとします。スマホではなく、スマートホンでもなく、スマートフォンです。

 普通の国語の作文と違うのは形容詞や形容詞句、そして副詞と副詞句の用法です。これらを使うのはできるだけ避けてください。代わりになるべく数字を使い実際の数で大きさや多さを表現します。

 ざっと文章を書くと形容詞や副詞の多い文章になります。まずそれも大事です。それから文章の最初からよくチェック。数字に置き換える習慣をつけましょう。職務経歴書だけではありません。ビジネス文書はこれだけを心がけるだけで、できる奴と思われます。応募資料なら合格でき、入社後に面白い仕事をさせて貰えるでしょう。

 例えば、かなりの経費を削減ではなく、前年度比25%の経費を削減のように置き換えます。たくさんの会社に納入ではなく、富士通など大手5社に納入とします。この文章を見た評価者は興味を持つはずです。面接時に必ず、富士通の商談規模や、その他の会社の名前を質問してくると思えます。質問の大事な呼び水です。

 面接官は応募者が嘘や誇張を書いていないかをチェックし、コミュニケーション能力も測ろうとしています。想定した質問があると、極めて有利。面接は短くなり、厳しい質問はなくなるものです。想定していた質問を1分ほど淀みなく話せたら、あいさつ程度の質問を含め、4つか5つの質問で合格になるものです。

 形容詞や副詞が多いと、また分かりにくい表現や用語があると、人は意地悪な質問をしたくなります。面接官も感情を持つ人、おまけに30人も面接するのであれば、落とすための面接となり、落とすために難しい質問をするかもしれません。

 数字と会社名はできるだけ使いましょう。上場企業ではない無名の会社なら、担当業務と職務の名称も記載します。例えば、無名電気商会の勤務経歴を書いていたら、無名電気商会において天井裏配線などサービス業務を担当のようにです。

 今日はここまでにします。

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