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本人希望欄

2018-01-02 04:15:34 | ビジネス実用

 おはようございます。

 名称は違っても、志望者本人が希望を書く欄があります。その欄には、希望職種や勤務地、給与等、勤務に関する希望を書きます。この欄の記載はなかなか難しいと思います。

 募集条件が明確なバイトの募集なら条件が明確なケースも多く、書きやすいかもしれませんが、正規社員の募集では、特に転職希望の人には現職の能力を見て、募集部門の責任者は給与も業務も考えます。記載に際しての注意点を以下に簡単にまとめます。

・家庭の事情などで勤務地や勤務時間に制限があれば、職種や年収に関して多少は目をつぶる覚悟も必要でしょう。何もかも欲張っていると、実力もないのに、今の仕事も満足にできないのに、要望ばかり言う、よくある奴だと思われて、不採用になるでしょう。従って本人希望欄には最重要の点だけ書いて、後の希望は面談で様子を見ながら相談すべきです。

・絞り込むとき、最重要なのは本人の希望ですが、求人企業も無い袖は振れません。事前準備で募集側の条件を求人側に立って考察したはずです。退職したい理由を忘れずに、求人企業の条件を鑑みて、一部は妥協し、譲れない条件を書き込んでください。

・中堅以上の会社の募集担当部門は求人票に記載されている部門以外からも、募集をお願いされていることが普通です。しかし、年間の不定期採用の凡その計画があり、最も強くお願いされている現業部門の人材募集をしています。

 相手の会社の潜在的な広いニーズに応えるため、希望職種と並べて、希望の業務も記載します。採用活動をしている人事部門にも、外国語の翻訳、社内報の発行などなど出版会社の様な業務もあれば、研修業務のために大学の先生とのお付き合いもあります。同様にどの部署にも、多様な業務があります。

・外国語に能力があり、その能力を伸ばしたい人は、上手くアピールしてください。合格する可能性を増やします。英語だけでなく、今はインドやベトナムも有力です。海外に業務拡大したい会社が増えています。市民クラブだろうと、留学生と仲良くなり、日本語と彼らの母国語の交換教授をしていたら、有力な武器です。トヨタやスズキの系列企業はほとんど大企業、超優良企業が普通だからです。

・面談に臨み、待合室で非常に魅力的に見える、自分以上の人材に遭遇しても、その人と競うと思ってはいけません。集団面接で自己主張する人は好まれる場合もありますが、嫌われるケースの方が多いものです。履歴書に書いた本人希望条件を上手に自己主張してください。採用責任者は人を見る目があるものです。魅力的な個性の人に活躍の場を与えてくれるでしょう。なお、これは大学のAOや自己推薦の集団面接にも言えます。

 今日はここまでにします。

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