創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

誰にでも簡単に

2018-01-28 04:12:33 | 小論文

 おはようございます。

 今紹介している本は『誰にでも簡単に書ける・転職者向け・履歴書・職務経歴書・自己PR文・手取り足取り教えます‼』と表紙にあります。宣伝臭い文言です。もう絶版でしょうから、古本しか手に入らないと思います。

 この本の著者は別の人。私の好みのように、編集と監修をしました。私としては最後の執筆とも言えます。もっとも、私の古い本を相棒がリライトしてくれています。新刊はまだ1冊だけですが。

 執筆稼業は大学の教科書から始まりました。ここまで、若者の創造性の開発が基本でした。図表表現と、4項目の箇条書きの良さを私が認識できたプロセスでもありました。誰でも創造性の開発が可能と信じていた時代でした。しかし、言っても、言う通りにしない人の方が多いと思い知らされました。私の不徳の致す所です。

 この本の狙いは反省から。『誰でも書ける』です。創造性など言ってはダメ。オブジェクト指向の、サンプルに基づきシステム開発する、フィルインブランクがベストと、システム開発手法を信じて編集しました。各自が空欄に好きな用語を書けば、完成する構文を示したいと思っていました。

 倍率の高い試験では自己PRが大事です。高卒の就職の自己紹介でも、大学のAO試験や自己推薦の自己紹介でも言えます。試験官は多忙、じっくり読む暇がありません。再就職の試験官の方がまだましです。一番難しそうな転職者向けの空欄記入ができれば、後は推して知るべし。他の用途でも以下の構文をアレンジするとできると思っていました。

『「第一段落」(業務経験)から得た(スキル)を活かし、貴社において(できること)を担当させていただきたいと思います。

 「第二段落」私は実際に(業務担当した会社)において、(具体的な成功事例)を達成しました。

 「第三段落」この業務の中で得られた(学ぶことができた知見)を活かし、私は(すべきと望まれている課題と解決策の具体例)をしたいと思っています。

 「第四段落」将来、(したいこと)にも挑戦し、(勉強したいテーマや10年後の目標など)を目指したいと考えています。』

 自我が強そうな奴と思われますが、基本文型より迫力を感じられます。明確なキャリアパスがある人に適した構文です。このブログの文字は転職本の表現を少し修正しました。本質的に同じです。

 もちろんこのままではいけません。書いた後、毎日1週間、構成も変更して、自分の文章になるように推敲してください。コピーのままでは落第します。

 今日はここまでにします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする