やっていいこと悪いこと

2013-10-25 00:53:54 | 国際・政治
ブラジルのルセフ大統領は、アメリカの情報機関が通話や電子メールを傍受していたと怒って国連総会でアメリカを非難し予定されていた訪米を取りやめた。 ドイツのメルケル大統領も米機関により携帯電話の通話を傍受されていた可能性があるという。 アメリカはそんなことはしていないと否定しているが、きっと通信の傍受をしているに違いない。 アメリカの力をもってすれば、世界中の通信を傍受することは可能だ。国家の首脳の通信がアメリカによって傍受されているとなると、アメリカとの交渉は決定的に不利になる。 まあそんなことよりも、アメリカという国家が通信の自由=プライバシーを侵している、まあ言ってみればアメリカはノゾキ行為をしているのである。アメリカ国民に対してのみならずおそらく世界中の国家首脳に対して。 こんな破廉恥なことをしていいはずがない。 ブラジルの女性大統領が激怒するのはもっともである。
テロ行為を未然に防ぐために個人のプライバシーがある程度侵されることがあるのは仕方のないことだとしても、ドイツのメルケル大統領の携帯電話を傍受することはテロの防止とは何の関係もない。 菅官房長官は否定してるが、安倍晋三さんの携帯電話の会話もアメリカ情報機関によって傍受されているのであろう。 サイテーですね。 
アメリカはノゾキをしていたことを正直に認めこれからはもうやりませんと世界に宣言すべきである。 でもそんなことはできるわけがない。 ノゾキはこれまでやったことがないしこれからもやりませんとシラを切るしかないのである。 アメリカは非常に厳しいことになってしまった。 あのスノーデンがパンドラの箱を開けてしまった。 


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1 コメント

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通信傍受の自由という解釈もあるかもしれませんが... (いいぢ)
2013-10-25 21:45:22
通信傍受の自由という解釈もあるかもしれませんが、そんなことは通用しないでしょうね。しかし、傍受しても膨大な情報から重要な情報を取り出すのは大変でしょうね。
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