知人に勧められて山野草の接ぎ木に挑戦している。10年若ければなあ、と思っていたが、知人から原種を保存していく話を聞いて、やってみようと思った。我が家の庭も、テッセンやアヤメを始め、園芸用に改良されたものや外来種が多い。
外来種と言えばタンポポだが、今、日本タンポポを探しても全く見つからない。外来種は繁殖力が強く、在来種は駆逐されてしまうようだ。教わったとおり、深めの鉢に鹿沼土を準備し、山取りに拘りウツギ、野ばらなど数種類を刺した。
取りあえずは水を吸い上げているようだが、本当に根が出るのか半信半疑だ。この年になって、と思うのだが、コロナ騒動で若干心持が変わったのかも知れない。加えて、手術から5年の経過観察が終わり、気が楽になったこともあるに違いない。
何か吹っ切れたところもあり、家内からも少し変わった、と言われる。この年でそう言われても返事に困るが、グズグズ考えるより、決めた方が楽という気はしている。
挿し木の話から飛んだが、元来熱し易く冷めやすい、この性分は変わらないだろうから、自分自身に興味を持って見ている。多分、挿し木が筋書き通り根を出せば、熱が入るだろう。失敗すれば一気に覚めるかも知れない。
庭のヤナギランが咲き出した。ヤマアジサイ、ヤマユリもタイミングを見て撮ります。これらは自己主張しない在来種です。いずれにも思い入れがあります。
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