徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

在来

2020-06-23 10:34:20 | Weblog

 知人に勧められて山野草の接ぎ木に挑戦している。10年若ければなあ、と思っていたが、知人から原種を保存していく話を聞いて、やってみようと思った。我が家の庭も、テッセンやアヤメを始め、園芸用に改良されたものや外来種が多い。

 外来種と言えばタンポポだが、今、日本タンポポを探しても全く見つからない。外来種は繁殖力が強く、在来種は駆逐されてしまうようだ。教わったとおり、深めの鉢に鹿沼土を準備し、山取りに拘りウツギ、野ばらなど数種類を刺した。

 取りあえずは水を吸い上げているようだが、本当に根が出るのか半信半疑だ。この年になって、と思うのだが、コロナ騒動で若干心持が変わったのかも知れない。加えて、手術から5年の経過観察が終わり、気が楽になったこともあるに違いない。

 何か吹っ切れたところもあり、家内からも少し変わった、と言われる。この年でそう言われても返事に困るが、グズグズ考えるより、決めた方が楽という気はしている。

 挿し木の話から飛んだが、元来熱し易く冷めやすい、この性分は変わらないだろうから、自分自身に興味を持って見ている。多分、挿し木が筋書き通り根を出せば、熱が入るだろう。失敗すれば一気に覚めるかも知れない。

 庭のヤナギランが咲き出した。ヤマアジサイ、ヤマユリもタイミングを見て撮ります。これらは自己主張しない在来種です。いずれにも思い入れがあります。

  

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿