徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

後姿

2011-09-30 17:31:53 | Weblog
 1週間の休みが終わって、長女が帰って行った。軽井沢まで送っていったが、構内に消える彼女の後姿を見ていると、胸に詰まるものがある。小さい頃まるっきり面倒を見てやらなかった負い目かもしれない。心の中で「頑張りな」とつぶやいてしまう。彼女が15歳で家を出た時に、田舎に戻ることはないだろうと覚悟した。戻ってこないかとは一度も言ったことがない。元気に暮らしてさえいればよい。

靴が欲しいと言うのでアウトレットで一足買ってやった。彼女が学生時代、ボーナスを貰うと上京し、渋谷とか池袋で衣服を買ってやったことを思い出した。仕送りも大変だったが、苦しいと思ったことはない。今になれば、あの時代が自分の人生で一番充実していたのかも知れない。

新幹線の中から「お父さん ありがとう」というメールが届いた。

夕方、2時間ほど会報を配る。

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