雑用

　家内が娘のところに出かけている。家の雑用をこなしているのだが、これがなかなか太変な作業だ。今頃気づいたのかといわれそうだが、殆どやっていなかったのだから仕方がない。まあ、何日でもないので我慢だ。

夕方スパーへ買い物に行ってきた。これと言って欲しいものがある訳ではないので、適当にかごに入れてレジへいく。時間がかからず簡単に調理できるものという基準だから、たいがい決まってしまう。

高校時代を思い出す。当時はまじめに自炊をしていた。学校からの帰りに小さなスパーでおかずを買って帰ったものだ。冷蔵庫はなかったので、翌朝までの２食分だ。それが日課だった。念願の東京に出られた嬉しさで、一人の生活は全く苦にならなかった。

小春日和の日差しに誘われて若干の感傷にしたる。