高揚

　学生時代の友人と昼食をとる。友人は明日、明後日とゴルフらしい。私のお方はといえば、明日から中京方面へ市場視察とバイオエネルギーの研修である。結局、時間がとれず食事を共にするだけで、今回はさようならだ。

友がいう。タキザワも大分髪の毛が薄くなったと。それはお互いさまで、学生時代と比較されたのでは堪ったものではない。君こそメタボでと私。それはともかく、車がベンツには驚いた。私の方は軽トラックで待合場所まで行ったので、いささか、気持ちが落ち込んでしまう。

東京の友と会うと、一瞬高揚するのだが、大概そのあとへこんでしまう。みんな頑張って自分の人生を築いたのに、私だけが取り残されてしまったような気分になる。それこそ啄木の世界である。花を買い来て妻と楽しむ雰囲気でもないが、何となくそんな気持ちになってしまう。

サルがオヨメダイラで大暴れ。一昨日、門貝に出没して自由勝手に振る舞ったと聞き、警戒していたのだが、わずかの隙にやられた。それもネットで覆っていたにも関わらず、侵入された。トウモロコシが７分どおりやられてしまった。大豆もだ。ネットの弱い部分から侵入したようだ。

もう、個人では打つ手なし。