ミャンマーでクーデター、スーチー氏ら拘束、民政移管10年で軍政復活。衝撃的なニュースだ。
平成26年2月11日から17日まで海外研修でミャンマーを訪れた。あれから7年、徐々に民主化も進んでいると思っていたが、クーデターとは。心優しそうな民衆のことを思うと、何とも言葉にならない。
旅行中、現地のガイドから民主化闘争の話を聞いた。私の青春など語る価値もない、と思いながら、彼女の過酷な体験に聞き入った。彼女は、ヤンゴン大学で学んでいたが、民主化闘争で大学が廃校となり、一時期目標を失ったが、自力で日本語を勉強し、ガイドとしての職を得た、と話していた。
経済の成長が始まったばかりで、大学を卒業してもまともな職に付けず、優秀な学生は殆んど軍人になってしまう。スー・チー氏への期待がしぼんだところもあり、将来が心配と語っていたが、7年経ってその通りになってしまった。今、彼女はどんな思いでいるだろうか。
研修旅行のDWDを見直している。
写真はヤンゴンのシュエダゴン・パゴタ 平成26年2月12日撮影
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