徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

希望

2021-02-04 07:55:21 | Weblog

 昨日、クーデターが発生したミャンマーの研修旅行に触れたが、議員在職中3度海外研修に参加した。1期目は経済成長に湧く中国、2期目が民政がスタートしたばかりのミャンマー、三期目は議長としてベトナムを選んだ。

 歳費を積み立てた自費の旅行だが、一部には批判もあり、気を使う旅行だったが、やはり現地に行って知ることも多い。ベトナムやミャンマーからは多くの農業技能実習生が嬬恋村に入っている、と聞いているが、今では遠くて近い国となった。

 ミャンマー研修のDVDを見直すと、忘れていた現地の雰囲気が蘇ってくる。一枚、一枚、記憶が蘇るから相当インパクトがあったのだろう。軍政から移管後間もないこともあり、緊張しながら行動したことを思い出す。

 観光スポットでは、バスを降りると、物売りの子供たちが走り寄ってくる。ガイドからは、親に取り上げられるだけだから、買わなくてよい、と言われたが、一行の誰かが買ってやった。学校にも行けない子が、それで少しでも空腹を満たせれば良いではないか、と私も思っていた。

 私は、寺院より庶民の生活に興味があったので、自由行動では、ヤンゴンのマーケットを歩いてみた。動乱の中で生き抜いてきた逞しさや、将来への希望を感じたものだ。東南アジアで唯一取り残された国の発展を願っていたが、クーデターか。

 朝、スズキが工場を再開する、というニュースが流れたので、少しは落ち着いたのかなあ。

 バガンのマーケット キャベツを売っていた。平成26年2月14日撮影


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