徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

先輩

2008-11-22 21:20:09 | Weblog
 中軽から軽井沢駅まで30分ほどかかってしまった。帰京する上の娘を迎えにいったのだが、大幅に遅れて寒風の中大分待たせてしまった。生来気が短く、この間イライラが募ることおびただしい。それでも若い頃に比べれば大分内場になってきた。

夕方、別荘の知人を訪ねる。2年先輩なのだが、上場企業のトップを務めた人物である。高校時代、何度か寮で食事をごちそうになった。その頃はここまで上り詰めるとは思っていなかったのだが、本人の弁によれば人に恵まれたということだ。それは謙遜で、人間的な魅力と実力があったということだろう。

数年前、ふる里に別荘を持った。やはり生まれ育ったところは捨てがたいそうだ。それこそ晴耕雨読で、羨ましいかぎりだが、目一杯働いた人間のみに許されるとしたら、私などは夢の世界である。2時間ほど歓談して帰宅。

車の中で考える。人生サボって生きてきた自分には夢どころか幻だ。

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