徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

気力

2020-08-29 10:16:37 | Weblog

  安倍首相が辞意 新聞に大きな見出しが躍っている。昨日の午後からテレビもこのニュースで埋め尽くされた感がある。それほど重大な出来事なのだ。体調悪化で継続困難と判断し、退陣を決めたということだ。

 ここ数日、首相の体調悪化の情報が流れる中で、国民の一人として関心を持っていたが、退陣まで決断するとは思わなかった。「ひるおび」で田崎さんが50%、50%と表現しているのを、半信半疑で見ていた。

 安倍首相を最初に目にしたのは、安倍首相が官房副長官の時代だった。国会議事堂の廊下で偶然すれ違ったが、大勢の記者を従えて歩く後ろ姿に後光が射していた。存在感が半端でない、と思ったものだ。将来この人はトップに立つ、そんな予感がした。志半ばで退くことは無念だろうが、体調を回復して欲しい。

 私も平成27年4月、3期目の選挙の直後にがん細胞が見つかり、どう4年間を全うするか、悩んだり苦しんだ。幸い、抗がん剤治療を受けなくても良い状況で、前半は体調回復に努め、2年後に議長に挑戦するという目標を立てた。これが気力の源泉だった。

 体が万全であれば、もう少し支持者や住民の期待に応えられたのでは、と今でも考える時があるが、その時は、自分なりに頑張ったんだよ、と自答することにしている。

 先日、裏山の畑に通じる道脇で見つけた花の写真です。picture this が「ヤブラン」と識別しました。「花は紫色の小さなもので、穂状に咲く。葉は細長く、先は垂れる」という説明です。

 


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