気温が上昇し、一気に春めいてきた。今日のような日が続くと、越冬気分の切り替えが必要になる。ただ、浅間山を眺めると頂上まで雪に覆われ、未だ残雪というイメージは無い。こんな年は、春は早いが遅霜が降りるような気がする。
農家と同じで、4月になると私などもいつから農作業に入るか考える。余り早くても霜にやられたり成長が止まったりで、収穫の時期は変わらないが、周囲が動き出すと、気が落ち着かなくなる。何となくそわそわしてくる。
昨夜、腰の調子が余り良くないと愚痴ると、家内が、農作業がストレスなのだから、今年は思い切って休耕したら、と言い出した。「よく言うよ」と思いながらも反論はしない。時々、愚痴ってきたので仕方がない。昨秋から準備をしているのに、簡単に結論は出せないよ。
昨日は、庭の片隅でくすぶっていたバラを移植した。10年放っておいた老木で、新しい根が殆どなく活着するかどうか分からないが、兎も角、日向に出してやった。10年経つと庭の様相が大きく変わった。人も変わっていて不思議ではない。
今日は補装道路の隙間に咲く西洋タンポポです。この生命力を見習いたいものだ。もう日本タンポポが思い出になってしまった。