昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

南の鶴01

2007-03-13 | 国内旅行
鹿児島県出水(いずみ)市には例年12月頃から3月半ばまでツルがやって来ると聞いた。
 冬になるとやって来て、春3月にはシベリア大陸に帰っていくという。今年1月に初めて訪問する機会が出来た。


北海道釧路にはタンチョウが冬に餌場に集まる。出水市は釧路市と友好都市盟約を結んでいる。


江戸時代からツルが渡り鳥としてやってきていたという。
 行政の手厚い保護を受けて、今やここ10年は毎年1万羽を越す飛来がある。ツルの観察用の立派な展望台の建物もあり、冬のシーズンだけの観光地となる。

 薩摩藩は藩内各地の村に、小都市を経営し、県全体が要塞の形をとっていた。鹿児島県の最北端に位置する出水もその一つの街である。


ツルの種類も多様であるが、ナベヅルが最も多く、マナヅルがそれに続く。
 ここに飛来して越冬するナベツルは、世界中のナベツルの大部分が出水市に来て越冬すると言う。

 
遥かバイカル湖周辺からやって来るナベヅル(鍋鶴)である。腹の毛並みの色が鍋の底の色に似ているからナベヅルと名がついたと言うが、ツルは何と思うだろうか。


マナヅル(真名鶴)は数が少なく、特別天然記念物になっている。


展示物の一つ:左からナベヅル、マナヅル、タンチョウの卵。


見渡す限りのツルたち、遥かに見える点々も皆ツルである。(3階の展望所より)
 ここだけでなく、村の田畑のあちこちに、三々五々羽根を休め、餌を探している。 


 どれがどれやら、大変混雑しています。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2007-03-14 06:05:49
ここの鶴の数はすごいですね
ただ 多すぎて感染症の発生が心配だって聞いたことがあります

ここの鶴たちが北へ帰る時は
天草の上を通るらしいんですが
私は一度も見たことないんですよ
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鶴が結ぶ縁 (地理佐渡..)
2007-03-14 06:11:06
おはようございます。

こちらで渡りの大型鳥類
といえば白鳥でしょう。
間もなく北帰行。始まります。
あの編隊飛行。そして、独特
の泣き声。なんともいえず、
見入ってしまう光景です。

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Unknown (健太郎)
2007-03-14 06:37:54
おはようございます。  それにしても凄い数ですね。   餌、奪い合いではないのかな?

健太郎
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行かれたのですね (どんこ)
2007-03-14 10:51:08
すぐ隣の県で行こうと思えばいつでも行けるという安心感が災いして、まだ一度も行ったことがないのですよ。

話には聞いていて、テレビなどでも良く紹介されていますが、tetuさんのように実際足を踏み入れないと、実感がわかないでしょうね。

迫力が伝わってきました。来年こそは・・・。
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姉妹都市 (カオル)
2007-03-14 11:31:31
こんにちは、カオルの町は、帯広と姉妹都市に成っていますが、残念ながらツルはネ~観られません
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アガリさんへ (tetu)
2007-03-14 13:29:12
 連日一万羽を越すそうです。3月の半ばにはもういなくなるって田植えが始まると言います。
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地理佐渡,,さんへ (tetu)
2007-03-14 13:33:22
 白鳥の渡りの中継地点、琵琶湖で見られると新聞で見たので行って見ましたが、全く居ませんでした。すでに飛び去った後とか言っていました。
 そういえば琵琶湖で白鳥はこれまで見たことがありません。
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健太郎さんへ (tetu)
2007-03-14 13:43:23
 種の保存のために保護をしているのでしょう。
 満州やモンゴル・バイカル湖あたりから来ているそうですが、はるばる翼の力に驚きです。
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どんこさんへ (tetu)
2007-03-14 13:56:39
 お近く過ぎていつでも行けるようですね。鳥だけを見るためには、早朝に一斉に飛び立つそうで、迫力があると聞きました。
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カオルさんへ (tetu)
2007-03-14 14:00:18
 いろんな姉妹都市があるようで、ここは始めは電電公社のつながりで、連携が始まったそうです。
 鶴だらけで、どれがどれやら判りません。
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