昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

羅臼昆布漁(fromAlbum)

2009-09-19 | 国内旅行
当blog「昆布が美味い」の第一番を飾ったのが、今回の羅臼昆布の収穫のスケッチでした。2005.4.11のことでした。暫くはその旅の記録を辿るつもりが、春の桜の写真に追い出されていました。

 羅臼のヒカリゴケから、羅臼の旅日記に脱線しています。

 他にもまだ脱線しているblogが二つほどあって、いつかまた復帰して、完結したいと思っています。あしからず…、お付き合いください。



 北太平洋に面した海岸の砂浜に、まるでこれは新幹線の車体のような小屋がある。
 これは新幹線に似ているけれども、昆布の番小屋で、漁の管理小屋の役目をしている。旗が立っている。この旗が揚がっているときは昆布漁が解禁の時間である。この旗を見て、近くの港から昆布漁の小船が続々と集まってくる。








漁の時間は早朝2時間ほど、すでに漁場のポイントに、船が集まって合図を待っている。朝日に映える海面に100艘以上はいたと思う。日本の最東端の日の出は夜が早く明ける。









漁が始まった。









手前の船では、鉢巻をした漁師が、右手に昆布を引っ掛ける長い棒を持ち、左手は船の舵棒を持ち、海中を覗く眼鏡は口に咥えて、海底を覗いている。
後方の船では、引っ掛け棒に掛けた昆布の水揚げをしている。竿の端に丸い錘が付いて竿捌きのバランスをとっている。




船には山盛りに昆布が積み上げられて、まもなく今朝の漁は終わりそうである。









引っ掛け棒の先はフォーク状に2本に分かれている。さあ、もう帰ろうかな




浜辺に揚がった昆布の干し場は、石が敷き詰められている。ちょうど朝日が当たってやけに赤くみえる昆布である。

この時からまだ4年しか経っていない事に驚きである。長く感じさせてくれたblogに感謝です。

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8 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2009-09-20 05:32:16
朝陽の中の船きれいだなぁ
それに船が沈みそうなくらい昆布が山盛りですね

私の所ではワカメの養殖が盛んなんですよ

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変わらぬ風景 (地理佐渡..)
2009-09-20 06:24:21
おはようございます。

羅臼。昆布漁。羅臼は一度だけ行きました。
まさに北のはずれという感じの土地でした。
今となってはずいぶん昔のことになりまし
たが、きれいな海でした。こういう風景は
ともかく、冬は大変でしょうねぇ。
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アガリさんおはよー (tetu)
2009-09-20 09:06:01
 確かに日の出が1時間ほどは早いようで、ところが、朝早くても、太陽が照ると全く眠くないものです。

 海岸の砂浜から、案外近くが漁場でしたね。

 大阪浪花の町には、江戸時代からの昆布の大手があります。
 だし昆布を始め、多種に及びます。大阪城の南には昆布の顕彰碑がたっています。

 叱られそうですが「昆布は利尻に限る」と大阪の料理人が言ったとか、言わなかったとか。
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地理佐渡..さんへ (tetu)
2009-09-20 09:13:29
 はじめてレンタカーを使って、走り回った体験でした。
 JALパックを使いましたが、北の大地は一直線の道路がどこまでも…。交差点がほとんどなくて、どこを走っているのか見当が付きません。
 カーナビの有難味を実感しました。

 鯨が見られるツアーというのが売りのパックでした。
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大変な仕事 (西恋おじん)
2009-09-20 10:00:57
昆布漁は、時々テレビでみますが、力仕事で大変
そうですよね。
羅臼昆布は高いですが、仕方ないですね。
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西恋おじんさんへ (tetu)
2009-09-21 01:19:49
 大変な重労働のようです。収穫の楽しさも、少しはあると思いますよ。
 第五の味覚、旨いを見つけた昆布のだしは、他では見つかりませんね。
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昆布漁 (kawa)
2009-09-24 20:37:44
コンブのことを大漁といっていいのかわかりませんが、ものすごい量ですね。

思うに、いいタイトルをつけたものですね。
「昆布が美味い」
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kawaさんへ (tetu)
2009-09-24 22:51:27
昆布は美味いですね。これから出た出汁の味は忘れられないですね。
 和食の味は鰹と昆布ですね。昆布の持つミネラルも健康によいようですし、ダイエットにもなるようですね。
 北海道の昆布は、昔から全国シェアーを持っていたようですね。
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