昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

リンガとヨニ(ミーソン遺跡3)

2009-03-29 | 海外旅行
  この神殿の前庭にも、手前にはヨニ、その向こうにリンガが屋外に放置されている。

この崩れかけの廃墟の神殿だが、かつての部屋を復元して、中に入ることができる。





左:室内にあるヨニは風化からも守られて形も崩れていない。その中央に鎮座していたリンガは屋外の庭の隅にあるが、意図的に離されたと言う。
 この狭い石の壁で出来た部屋の中で、でんと居座っている。ご神体であり、男根崇拝の流れかも。
 そして現地ガイドは言う。これは離れ離れになって寂しそうだと。

右:これが本来の姿である。近くの庭で見つけたリンガとヨニ。♂♀の象徴だと言うが、見事にデフォメルされてしまったものだ。
 ヒンドウーではsexこそは最高の神だと信じている。象の姿の歓喜天もそうだが。
不思議・神秘の最大のものであったかも。生命ある子どもができるのだから。




いろんなところに放置されているヨニ。丸と四角の相違がある。








ヨニにある溝は何の意味だろうか。リンガを挿し込んだ時の水抜きのためかも。






室内のヨニから意図的に離されたと現地ガイドが言ったリンガ。大きさも合うと言う。ガイドは再び言う「寂しそうだ」と。このガイド何考えてんだろうか。






左:逆光に日傘が似合うかも。
右:この人知ってる。オートバイに乗っていた人だ。コマーシャルの撮影のようだった。


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2009-03-29 05:51:39
シンプルなデザインになってるので
言われなければソレと分からない感じですね
日本の場合はかなりリアルな形のが祀られてるのを映像で見たことあります
リンガ (地理佐渡..)
2009-03-29 07:09:03
おはようございます。

ヒンドゥー教のふるさとインドではリンガを見ました。
子孫繁栄、五穀豊穣を願うものなのでしょう。
さて、当方へのコメントはご遠慮なくお願いします。
無理なときは失礼しますので、どうぞお願いします。
お気遣いありがとうございます。
アガリさんへ (tetu)
2009-03-29 10:24:14
 一方でリンガ・ヨニがあり、歓喜天があり、更にヒンドウーの彫刻の、あの肉感的な女神は、人間の生命の原点であるのかも知れませんね。

 日本の寺などで、もっとリアルなものもありますね。そして収穫の祭りの踊りなどにも取り上げられたりしていますね。

 
地理佐渡..さんへ (tetu)
2009-03-29 10:30:47
 いつか時々インドの風景をアップしてしてほしいですね。
 インドは一度行くと嵌ってしまうと聞きました。

 
シヴァ神 (西恋おじん)
2009-03-29 15:21:06
流石にシヴァ神を崇める土地柄ですかね。
カンボジアでも見ましたね。子孫繁栄ということでしょう。同じ仏教でも日本では、こんなにあからさまではありませんね。勿論道祖神などはありますが。
国民性ですかね。
西恋おじんさんへ (tetu)
2009-03-29 20:00:08
 これはもしかして、生きていく原点かもしれませんね。
 どこかの国のように、子どもの数を制限したり、もっと子どもを増やしてほしい国など、現代社会は、どこまで自然界に逆らって繁栄するのでしょうか。
 
あかるく (旭川3sen6gouの まりあ)
2009-03-31 11:11:33
あっけらかんとしていて、いいですね~!!
旭川のまりあさんへ (tetu)
2009-03-31 21:17:04
 そうですね。じめじめ感がないですね。神殿の中にあって、神様になって信仰の対象になって、国産みや子孫繁栄に祈ったことでしょう。
 DNAがそうさせていると言う人もいますね。

コメントを投稿