昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

頼光寺・花たち

2007-07-10 | 旅の風物
 2回も訪ねた頼光寺であった。数年前までは、観光地図にも名前が乗らずに卍のマークだけのお寺であった。それが、この境内の花の種類の多いのには驚いた。住職の熱意が感じられる。

建物はこの本堂と裏の住居だけである。本堂の横に、言葉の掲示板もあった。


裏庭の目立たない空き地に、100本以上の洋花のカラーが咲いていた。


この花はマメ科である。スペイン語のイニエスタが訛ってエニシダと呼ばれる。園芸品種で派手な色で咲く。


梅雨の頃には梅が実る。まだ黄色くなっていないが、よく太っている。梅の花見も良かったかも知れない。


この柑橘系の木は、カラタチのようではあるが、白い香りのよい花が咲いている。すでに花が終わって、丸い果実がドングリのように付いている。


アジサイの七変化と言われるように、この花はやがて赤く色付いてくることでしょう。


能勢電鉄の線路で境内はきっと削られているはずである。郊外電車は、新興住宅街を走って行く。
 かつては一輌編成のちんちん電車が、屋根の上に長いポールを立てて、電気を受け取り、がたごとと走っていたものだった。この電車の終点にある能勢の妙見山参りの電車だった。
 いまや沿線10万人以上で、通勤ラッシュはすごいと聞いた。しかし、普段はワンマンカーであることを思えば、まだまだ鄙びている。