兵庫県阪神地区に川西市という町がある。ここに清和源氏発祥の地といわれる多田神社がある。
ここを開いたのは清和源氏2代目の源満仲である。以来、この地一帯は源氏のふるさとの地として、現代も綿々と続く。
源満仲の嫡子頼光(らいこう)の名の付いたこの寺は多田神社から数kmの距離にある。
近年、あじさいの寺として知られ始めた頼光寺である。能勢電鉄のガードをくぐる。
こじんまりとした頼光寺は、紫陽花をはじめ花の栽培に熱心と言う。
しかし、5月の末に訪ねたのが早過ぎたようで、あじさいの蕾は固い。それでも、まだ色に染まっていない緑の蕾が咲きかけであった。文字通り緑の紫陽花である。
境内を探索していると、これはカミキリムシか。「お前もちょっと早過ぎるぞ」と声をかけておいて、境内を散策する。
5月の終わりのこととて、オオヤマレンゲが咲いている。和歌山の大峰山から広がって、少し気の利いたお寺にはありそうだ。
背後には能勢電車も結構走っている。かつては山と原野の山中であったが、今や住宅街のど真ん中になって交通も便利になった。
これは珍しい。ニオイロウバイが咲いている。なにやらいい香りがすると思っていたらこの花が香りを発散していた。香りの形容詞は少ないが、メロンのような甘い匂いである。
これを知ったのは、京都の蛸薬師の裏庭に咲いていた。けれど、蛸薬師のそれは、花が緑色である。
右:この実はロウバイの実である。
本堂の横の池泉に咲く菖蒲である。いい色だ。
ここを開いたのは清和源氏2代目の源満仲である。以来、この地一帯は源氏のふるさとの地として、現代も綿々と続く。
源満仲の嫡子頼光(らいこう)の名の付いたこの寺は多田神社から数kmの距離にある。
近年、あじさいの寺として知られ始めた頼光寺である。能勢電鉄のガードをくぐる。
こじんまりとした頼光寺は、紫陽花をはじめ花の栽培に熱心と言う。
しかし、5月の末に訪ねたのが早過ぎたようで、あじさいの蕾は固い。それでも、まだ色に染まっていない緑の蕾が咲きかけであった。文字通り緑の紫陽花である。
境内を探索していると、これはカミキリムシか。「お前もちょっと早過ぎるぞ」と声をかけておいて、境内を散策する。
5月の終わりのこととて、オオヤマレンゲが咲いている。和歌山の大峰山から広がって、少し気の利いたお寺にはありそうだ。
背後には能勢電車も結構走っている。かつては山と原野の山中であったが、今や住宅街のど真ん中になって交通も便利になった。
これは珍しい。ニオイロウバイが咲いている。なにやらいい香りがすると思っていたらこの花が香りを発散していた。香りの形容詞は少ないが、メロンのような甘い匂いである。
これを知ったのは、京都の蛸薬師の裏庭に咲いていた。けれど、蛸薬師のそれは、花が緑色である。
右:この実はロウバイの実である。
本堂の横の池泉に咲く菖蒲である。いい色だ。