女房は長電話が好きだ。
夕飯の途中で電話がかかってきて延々と夜11時ごろまでしゃべっていることがある。
相手は一人ではない。
電話の内容からまた次の人に電話すると言う具合だ。
その間にも女房の携帯が食卓テーブルの上を走り回っていたりする。
長電話には携帯は使用しない。
電話機の前に椅子を持っていってドッカと座り準備を整える。
「うるさいなあ」と言う顔をすると、次は寝室のベッドに寄りかかって長電話に備える。
おしゃべり好きなんだな。
見知らぬ人の間に入っても、たちまちおしゃべりを始める。
何かの都合で私を糾弾するときもしつこい、同じ事を納得いくまで繰り返す。
あれだけ人とお喋りすれば、いろんな人の人生を追体験できるような気がする。
男は滅多に自分の弱点とか過去とかを余り人に語ることはしない。
男にとって他の男は自分の敵であるという感覚が強い。
私も自分をさらけ出したのは2、3の親友だけだ。
女同士は男と少し違う共同体意識みたいなものがあるような気がする。
聞いているとうわべだけの話から少しずつ詳細と言うか核心に迫っていき相手を知り尽くすまでしゃべり続ける。
そのくせ、お付き合いを長続きさせるコツはあまり深く入り込まないことだ、とか言っている。
そのまま聞くと本気にしそうだ。
夕飯の途中で電話がかかってきて延々と夜11時ごろまでしゃべっていることがある。
相手は一人ではない。
電話の内容からまた次の人に電話すると言う具合だ。
その間にも女房の携帯が食卓テーブルの上を走り回っていたりする。
長電話には携帯は使用しない。
電話機の前に椅子を持っていってドッカと座り準備を整える。
「うるさいなあ」と言う顔をすると、次は寝室のベッドに寄りかかって長電話に備える。
おしゃべり好きなんだな。
見知らぬ人の間に入っても、たちまちおしゃべりを始める。
何かの都合で私を糾弾するときもしつこい、同じ事を納得いくまで繰り返す。
あれだけ人とお喋りすれば、いろんな人の人生を追体験できるような気がする。
男は滅多に自分の弱点とか過去とかを余り人に語ることはしない。
男にとって他の男は自分の敵であるという感覚が強い。
私も自分をさらけ出したのは2、3の親友だけだ。
女同士は男と少し違う共同体意識みたいなものがあるような気がする。
聞いているとうわべだけの話から少しずつ詳細と言うか核心に迫っていき相手を知り尽くすまでしゃべり続ける。
そのくせ、お付き合いを長続きさせるコツはあまり深く入り込まないことだ、とか言っている。
そのまま聞くと本気にしそうだ。